鳥羽一郎、和田青児、桜ちかこら全6アーティストが競演。フィナーレは神輿も登場し観客も大興奮!
鳥羽一郎をはじめ、和田青児、桜ちかこ、静太郎、二見颯一、宮坂志乃の全6アーティストが一堂に会して9月19日、埼玉・さいたま市のさいたま市民会館いわつきで「彩の国さいたまに和の華を~豊作まつり」と題したジョイントコンサートを開いた。
大勢のファンが詰めかける中、和田青児と桜ちかこがデュエット曲「豊年まつり唄」でオープニングの幕を開け、宮坂が「ヨコハマ・ラブストーリー」「雪蛍」、二見が「哀愁峠」「0時の終列車」、静が「冬港」「おふくろえれじぃ」、桜が「浜の恋唄」「瞼の母」「命のかぎり」、和田が「燃えて咲け」「与作」「里ごころ」などを次々と歌唱した。
そして最後は、鳥羽がトリを務め、「少ない時間ですが、何曲か歌わせていただきます」と、「北の鴎唄」をはじめ、「男の港」「カサブランカ・グッバイ」「兄弟船」、それに40周年記念曲第2弾の最新曲「北海の花」など8曲を力いっぱい歌い上げた。
その中で鳥羽は、「鳥羽一郎というのは芸名です。いい名前をもらいました。三重県鳥羽市で生まれ、それで師匠の作曲家・船村徹さんにいただきました」と改めて自己紹介し、40周年を迎えたことについて「もう早いもので鳥羽一郎も皆さんのお陰で歌手になって40年がたちました。あと何年歌えるかわかりませんが、でもこれもあれもみんな皆さんのお陰でございます」と話していた。
3時間を超える長時間にわたってバラエティーに富んだプログラムで全30曲を熱唱。フィナーレは、「浅草三社祭 神輿会」が威勢のいい掛け声を会場中に響かせながら神輿を担ぎ、その神輿には鳥羽と桜の2人が乗り、まるで本物の祭のような賑やかさと興奮の渦の中、出演歌手たちも熱い掛け声でステージ上を盛り上げ、客席を楽しませた。