ダイエットで20kgの減量に成功した大江裕がJ-POPのカバーアルバム『TRY』を発売。「香水」に苦戦するも、一推しをアピール！

2021.11.16

大江裕が32歳の誕生日を迎えた11月16日、東京・町田市のCDショップ鈴木楽器店でキャンペーンを行い、発売を翌日に控えたカバーアルバム『TRY～大江裕J-POPを歌う～』をアピール。予約購入者を対象に、生電話で感謝を伝えた。またこの日は誕生日のお祝いとともに、20kgのダイエット成功を報告。バースデーケーキならず、“バースデーベジタブル”のサプライズに、「見飽きました。うれしくない」と苦笑した。

アルバム『TRY』は、演歌歌手である大江がJ-POPの名曲をカバーし、その実力を音楽ファンに問う意欲作。松山千春の「恋」や、研ナオコの「かもめはかもめ」、一青窈の「ハナミズキ」、瑛人の「香水」など昭和から令和にヒットしたJ-POPを歌い、ボーナストラックの「ダンシング・オールナイト」（もんた＆ブラザーズ）を含む全8曲を収録した。

「幼稚園の頃から北島（三郎）先生の演歌を聴いて育ってきました。学校では童謡を歌うときにもコブシが回ってしまっていました。演歌を歌うことが、普通のことでした。今回、J-POPをカバーすることになり、カラオケでよく歌われる曲などを選曲してカバーしましたが、コブシを回さないで歌うのが難しかったですね。油断するとコブシが回っちゃうんですよ。もしかしたら、どこかに入っているかもしれません（笑）」

32歳となった大江裕に野菜がプレゼントされた。「北島先生が来年、60周年を迎えられます。あらためてすごいことだと思います。少しでも北島先生の後ろ姿を追いかけられるよう精進していきたいと思います」。

一推しの曲は昨年、大ヒットした「香水」だ。SNSでは社会現象ともなり、多くの歌手がカバーした「香水」だが、「最後まで歌えないんですよ」と、演歌とは違うメロディーの運びを覚えるのに苦労した。

だが、完成したアルバム『TRY』を前に、「新たな大江裕を見ていただきたいですね。今までもたくさんの歌を歌わせていただきましたが、J-POPは得意じゃないからと避けてきた面がございました。でも、新たなことに挑戦させていただいたことで、新しい自分を見つけることができました。いい経験をさせていただいたなと思います」と、笑顔を見せた。

そんな大江は、J-POPをカバーするという”トライ”と並行して、ダイエットにも”トライ”していたという。今年1月から食事制限を行い、なんと20kgも減量したのだ。

「コロナ禍でコンサートが中止や延期となり、自粛生活をしていると不安になってしまって、（北山）たけし兄さんに電話してしまうんですね。大丈夫でしょうか、と。兄さんは『大丈夫』だと言ってくださるんですが、その優しさが、僕を新たな挑戦へと導いてくれました」

それがダイエットだった。コロナ前は旅が多く、旅先ではよく食べたという。

「食べることが好きなんですが、兄さんが優しくて、『裕、食べろ』って勧めてくださるもので、ばかばか食うわけです。たくさん食べると兄さんが喜ぶと勘違いしまして（笑）」

その結果、体重は120kgにも増えてしまった。コロナ禍で自粛生活が続き、自炊をするようになった大江は、炭水化物を減らすなど食事制限を実施した。すると、健康的にやせていき、体重は19歳でデビューした頃と同じ100kgにまで減った。