あのチェッカーズ現象を覚えているか? 藤井フミヤが「ギザギザハートの子守唄」を29年ぶりにテレビで歌唱
とくに50代の歌謡曲ファンには、あの社会現象が今なお記憶に新しいだろう。
デビュー以来40年以上、第一線のアーティストとして活躍を続ける藤井フミヤが3月27日、NHK BSプレミアムでプレミアムライブを行い、チェッカーズ時代のデビュー曲「ギザギザハートの子守唄」を29年ぶりにテレビで歌う。
フミヤは1983年、7人組アイドル・ポップバンド「チェッカーズ」のボーカルとして華々しくデビュー。チェックの衣装を身にまとい、個性的な髪型、そして何よりも聴きやすいポップなラブソングを次々とリリースし、歌だけでなく、髪型・衣装をまねする若者たちによって「チェッカーズ」が社会現象になった。
しかし、各メンバーの音楽に対する方向性の違いによって、1992年12月31日の『第43回 NHK紅白歌合戦』を最後にチェッカーズは解散、活動に終止符を打つ。そしてそれ以降、フミヤはソロアーティストとして活動、数々の名曲を生み出してきた。なかでも200万枚を超えるセールスを記録した「TRUE LOVE」(1993年)は、テレビドラマ『あすなろ白書』の主題歌となり、結婚式の定番ソングとして今なお歌い継がれているほか、多くの歌手がステージやテレビの特番で歌っている。
「激レア! 藤井フミヤ ギザギザハートからTRUE LOVE!~ベストライブ イン 101スタジオ~」
番組では、チェッカーズのデビュー曲「ギザギザハートの子守唄」から「TRUE LOVE」まで、名曲の数々を藤井フミヤの歌声と生演奏で届ける。40年に渡る音楽活動の中から、フミヤとスタッフが悩みに悩んで選んだ楽曲が披露され、“アーティスト・藤井フミヤ”の音楽人生を振り返る。
また、フミヤが芸能界の大親友と慕う木梨憲武が時々ナビゲーター時々歌い手として、そして大地真央がスペシャルゲストとして登場。親しい二人だからこそ知る、フミヤの意外なエピソードが次々と暴露(?)される。
さらに、フミヤと実の兄弟であり、ともに作品を作り続けてきた同士でもある藤井尚之もステージに立ち、息のあったパフォーマンスを披露する。
デビューするやいなや、またたく間にスターダムに駆け上がったチェッカーズ。そのサウンド面を支えたのが作曲家・芹澤廣明と、作詞家・売野雅勇だ。ブレイクのきっかけとなった「涙のリクエスト」から、チェッカーズ最大のヒット曲となった「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」など、芹澤&売野のゴールデンコンビによる名曲なくしてチェッカーズは語れない。番組では、そんな二人とフミヤとの三人での初対談も実現した。
アーティスト・藤井フミヤの集大成とも言える一夜限りのスタジオライブとなる。
2021年3月27日(土)
午後9時~午後10時30分
NHK BSプレミアム
「激レア! 藤井フミヤ ギザギザハートからTRUE LOVE!~ベストライブ イン 101スタジオ〜」
出演:藤井フミヤ
ゲスト:藤井尚之
時々ナビゲーター時々歌い手:木梨憲武
スペシャルゲスト:大地真央、芹澤廣明、売野雅勇