パク・ジュニョンが配信ライブ。ファンが選んだ名曲5選を熱唱。1位は意外な曲が!!
パク・ジュニョンが3月26日、「デビュー10周年記念! みんなで選ぶ名曲5選」と題したLINEライブを行い、ファン投票によって選ばれた5曲を生歌で届けた。
2012年3月7日に「愛・ケセラセラ」でデビューしたジュニョンは今年デビュー10周年を迎え、ライブ音源を除く全リリース曲をまとめた『パク・ジュニョン 10周年 パーフェクト・ボックス』を発売した。CD 7枚にこれまでに歌ってきた99曲と、新規書き下ろし作品1曲を加えた100曲が収められた豪華ボックスとなっているが、“みんなで選ぶ名曲5選”ライブは、ボックス発売を記念して開催された。
「皆さんのおかげで『パク・ジュニョン 10周年 パーフェクト・ボックス』を発売させていただくことができました。新曲(「風の吐息」4月21日発売)の発売に向けて盛り上がっていきたいと思います。デビューしてからずっと、いつか全曲集が出せたらいいなと思ってきましたが、こうして“10周年 パーフェクト・ボックス”を出させていただいて、本当に本当に夢がかないました」
ライブではリクエストの多かったトップ5のうち、第5位から順位を発表し歌っていった。
第5位は「酒よ今夜は」だった。書き下ろし作品としてボックスに収録された曲で、4月21日発売の新曲「風の吐息」(Bタイプ)のカップリング曲としても収録される。前作「海に語りて」と同じHANZOが作曲したバラード曲だ。ジュニョンは同曲が第1位になるのではないかと予想していたが、5位だった。
第4位は「黄昏のバラード」。アルバム『嘆きの雨』(赤盤/2014年)に収録された曲だが、「この曲が好きという方がたくさんいらっしゃいます。僕はバラードが好きで、バラードをいただきたいなと思っていた時に書いていただいた曲です。初恋を思い出す曲です」とジュニョン。ライブ配信を行っているスタジオに近い神田川沿いには満開の桜が咲いており、恋人と一緒に手をつないで歩きたいですね、とも語っていた。
第3位はパク・ジュニョンの代表曲「河口湖」(2015年)だった。ランクインしてくるだろうと予測していたようで、「本当に愛されている曲です」とジュニョン。第5弾シングルとして発売された同曲は、オリコンの演歌・歌謡曲チャートで1位を獲得。富士河口湖町観光大使にも就任し、毎年、河口湖のイベントで歌ってきた。しかし昨年はコロナ禍の影響で歌うことができなかった。ジュニョンは「河口湖へ行きたい!」と発しながら歌った。
第2位はシングル「海に語りて」(Bタイプ)のカップリング曲「昼も夜も真夜中も」に投票が集まった。A面と同じHANZOの作曲で、昨年11月に東京・日本橋の日本橋三井ホールで開催されたハイブリッドコンサート『パク・ジュニョン ハイブリッドコンサート~新しい時代(とき)~』で、ファンに直接披露された曲でもある。ちなみに、このコンサートのオープニング曲は「海に語りて」(Aタイプ)のカップリング曲「夕霧挽歌」だった。
「曲のアレンジも好きで、イントロから体が自然に動いちゃう。リズムに乗りながら、手拍子しながら聴いていただける楽しい曲です。朝はゆっくりしたいので避けて(笑)、昼も夜も真夜中も皆さんにお会いしたいという、僕の気持ちを込めた歌です」
この頃になると、LINEのコメント欄には人気曲「チャラ」(2013年)の登場を予測する声が増えてくる。
そして、第1位の発表が行われた。「おお~」とジュニョンが思わず発してしまった。選ばれた曲は「あなたしか欲しくない」だった。セカンドシングル「チャラ」のカップリング曲で、浜圭介氏が作曲を手がけた作品だ。
ジュニョンは同曲が1位に選ばれるとは予想していなかったようだが、自身が歌いたい曲と、ファンが聴きたい曲との違いを知ることができ、今後、コンサートで歌う曲(セットリスト)の参考にしたいと話していた。
「デビュー間もない頃の曲なので、初心にかえって、また感謝を込めて歌わせていただきます」
「あなたしか欲しくない」を歌い終えたジュニョンは、「100曲の中の5曲。これまで(コンサート等で)たくさんの曲を歌ってきましたが、それ以外の曲を皆さんが聴きたかったんだなということがわかって楽しかった。僕が歌いたい曲じゃなくて、皆さんが聴きたい曲を歌うことができてうれしかった」と、喜んだ。
ちなみに、6位以降のトップ10は以下だった。
第6位「東京・・・愛愁」
第7位「オモニ~母へ~」
第8位「涙の流星」
第9位「空が笑ってる」
第10位「嘆きの雨」
「チャラ」は21位(韓国語バージョンは13位)だった。誰もが予想したよりもかなり低い順位だったが、いつもコンサートなどでよく歌っているからではないかと、ジュニョンは分析していた。
デビュー10周年を突っ走る覚悟のジュニョンだが、4月20日には、なかのZERO大ホール(東京・新宿区)での「歌手生活10周年記念 パク・ジュニョン コンサート2021」のステージが控えており、その翌日には新曲「風の吐息」が発売される。
「いい感じの曲です。女性の気持ちを歌ったバラードです。ジャケット写真はビルの屋上で撮らせていただいたのですが、まさに写真の情景にぴったりの歌になっています」
今度は直接、ファンの前で歌いたい。そんな願いを込めつつ、ジュニョンはLINEライブを終えた。
2021年3月10日発売
日本デビュー10周年を記念した豪華ボックス
『パク・ジュニョン 10周年 パーフェクト・ボックス』
2021年3月7日にデビュー満9年、数えでデビュー10年目を迎えたパク・ジュニョンのアニバーサリーCD&DVDボックス。これまでにリリースされたジュニョンの楽曲(ライブ音源は除く)を完全網羅し、CD 7枚に収められた。また、初公開の書下ろし楽曲「酒よ今夜は」も1曲収録され、収録曲は全100曲となる。さらにDVDには16曲分のミュージックビデオに、10周年を記念した特典映像が収録されているほか、撮り下ろし&未公開フォト多数の豪華ブックレットが付属する。初回限定生産。「夢のひとつがかないました」というジュニョンは、「まるで王子みたい」と、ジャケット写真もお気に入りだ。
INFORMATION
2021年4月21日発売
パク・ジュニョン「風の吐息」
Aタイプ
Bタイプ
2021年4月20日
「歌手生活10周年記念パク・ジュニョン コンサート2021」
会場:なかのZERO大ホール
昼の部:14時開演
夜の部:17時30分開演
チケット:5,500円(全席指定・税込)
チケット購入先
なかのZEROチケットセンター
TEL:03-3382-9990
チケットぴあ(Pコード192-127)
ローソンチケット(Lコード70220)
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