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津吹みゆがデビュー5周年のコンサート。一年越しの願いを実現させ、“みゆスタイル”で全12景・全29曲を熱唱!

津吹みゆが今、歌いたい曲をぎゅっと詰め込んだ記念コンサートを成功させた。

津吹が2月28日、東京・中野区のなかのZERO 小ホールで「津吹みゆデビュー5周年コンサート2021~未来へ向かって Go miyu Go~」を開催。全12景、全29曲を生配信でファンに届けたのだ。

津吹みゆ5周年コンサート

1年越しで5周年コンサートを開催した津吹。バントメンバーとも1年ぶりに再会し、リハーサルを積んできた。「バンドの皆様の音色を感じながら歌わせていただきます」(津吹)。

同コンサートは本来、昨年の同じ日に開催する予定で準備を進めてきた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、2日前に延期が決まったという。しかも一度は7月に振替公演を行う方向で準備を進めたものの再延期となり、一年越しの開催となった。また当初は感染対策を施し、観客の数を半数にした有観客でのコンサートを目指したものの、一部の都道府県に2度目の緊急事態宣言が出されるに至り配信のみのコンサートとなっていた。

「(コンサートで演奏する)フルートの練習を事務所でしていた時に延期を知らされました。その時は抜け殻のようになってしまいました。でも、一年越しに開催できたことを本当にうれしく思っています。今日は私の25歳の誕生日です。午後3時30分に生まれたそうですが、たまたま今日のコンサートのスタートと同じ時間です。盆と正月が一緒に来たぐらいに幸せです。幸せすぎて、怪我とかしないようにしたいと思いますけれど(笑)」

津吹みゆ5周年コンサート

戊辰戦争で、16歳から17歳の武家男子を集めて会津藩が組織した白虎隊。津吹の故郷・福島では女性が「白虎隊」を歌うことも多く、その立ち姿に憧れていたという。

津吹みゆ5周年コンサート

民謡メドレーでは「南部牛追唄」「会津磐梯山」など5曲をアレンジも楽しく聴かせた。

「コロナ禍になるまでは、ひたすら前を向いて走っていくことしかできなくて、後ろを振り向く余裕がありませんでした。当時の歌たちを聞き直しても、前に向かって歌っていました。でも、5周年の節目に、自分を見つめ直す時間が増えました。歌に対する気持ちもデビュー当時とは変わったと思います。福島のじいちゃんとばあちゃん、そして両親から今朝、『お客さんがいようがいまいが、一生懸命、心を込めて歌いなさい』と言われました。配信ならではですが、お一人お一人が一番前の席に座って楽しんでくださる感覚になれるんじゃないかと思います。そう思うと、自分自身もワクワクしてきました。今日は心を込めて歌います」

そんなふうにも語っていた津吹のコンサートは歌手としての成長と、津吹らしいスタイルが生かされた構成だった。

津吹みゆ5周年コンサート

紫のドレスでは故郷・福島の大先輩、西田敏行のヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」や最新アルバム『笑顔いっぱい歌にのせて~デビュー5周年アルバム~』から森高千里の「渡良瀬川」、事務所の大先輩、鳥羽一郎の「兄弟船」などを精いっぱい心を込めて歌った。

バンド演奏によるステージはデビュー曲「会津・山の神」からスタートし、自身のオリジナル曲を歌唱すると、師匠である作曲家の四方章人氏に初めてレッスンしてもらったという八代亜紀の「愛の終着駅」を歌う。

「先生の自宅にはたくさん譜面の本があったので、そこからお借りして、自分で『愛の終着駅』の譜面と歌詞を筆記してレッスンに持っていって歌ったのを覚えています。間違ってもいいからって、やさしい言葉をかけていただいて、先生がギターをポロンって弾いてくださってのレッスンでした。今でも先生にはよく言われますが、その時も、もっと情感たっぷりに歌うように言われましたね」

「南部蝉しぐれ」「雪國ひとり」「酒場すずめ」「浪花節だよ人生は」と、四方氏のヒット曲メドレーへと続き、地元・福島にゆかりある「白虎隊」を熱唱し、民謡メドレー、ミュージカル演出による一人芝居、新曲「おんな津軽/高野雨」の披露など全12景の風景を魅せる。

津吹みゆ5周年コンサート

デビュー5周年記念曲「嫁入り峠」は嫁いでいくその日に、故郷の父母を思う望郷演歌。花嫁を演じる津吹自らが両親への手紙を読み、涙する場面も。

前作「嫁入り峠」の世界で構成されたコーナーでは、津吹が花嫁に扮し、「父娘坂」「秋田長持唄」を歌い、嫁ぐ娘から両親への感謝の手紙を朗読。読みながら目に涙をためていた。

「お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとうございました。思えば小さい頃はおてんば娘で、外に遊びに行ってはよく傷をつくっていたよね。一人娘なのに、いろいろ心配をかけてごめんなさい。今日、これから新たな道を歩んでいく今、あらためて思うことがあります。お父さんとお母さんの娘に生まれてこられてよかった。私らしく笑顔で進んでいきます。だから心配しないで。いつまでも元気でいてください。ありがとう。みゆより」

津吹みゆ5周年コンサート

オリジナルミュージカルを演じる津吹。命を与えられたオルゴール人形のミーファは、「すみれの花咲く頃」を歌い踊り、フルートを吹く。学生時代に吹奏楽部で担当していたフルートを、この日のためにさらに練習した。

「あなたは自由よ」

ミュージカルや宝塚歌劇団が大好きな津吹は、オリジナルの一人芝居でお星様から命を吹き込まれたオルゴール人形のミーファを演じていたが、お星様がミーファにかけた言葉だ。

「私はオルゴール人形のミーファ。お星様、いつか人間のように自由に歌って踊るのが夢。かなわぬ夢と知りながら、いつもこうしてお祈りしてしまいます」。そうお願いするミーファに天から声が。「あなたの願いを叶えてあげる。あなたは自由よ」。

ミュージカルの演出だったが、一年越しに5周年コンサートを実現した津吹もまた、活動自粛という呪縛から解き放たれたように、“みゆスタイル”でコンサートを駆け抜けた。

「すごく、すごく、温かいご声援が伝わってきました。皆さんと直接会える日を楽しみしています。それまでお体を大切にお過ごしください。本当に本当に今日はありがとうございました」

最後は「らっせら吹雪」を元気よく歌って、2時間のステージを終えた。配信が終了すると休憩することなく、深紅のロングドレスの衣装のままコンサートに関わってくれたスタッフ一人ひとりに駆け寄り、挨拶していたのが印象的だった。

津吹みゆ5周年コンサート

ラストスパートは深紅のロングドレスに着替え、ファンに呼びかけながらオリジナル曲を歌う。新曲「おんなの津軽」は冬の津軽を舞台に描いた作品。去っていった男性を、それでも忘れずに待っている女性の心情を歌う。

津吹みゆ5周年コンサート

「いつも支えてくださる先生方とスタッフの皆様、そしてバンドの皆様、すてきな演奏をありがとうございました。光栄です。そして何より、支えてくださっているファン皆様のおかげで(5周年コンサートを)開催することができました。本当にありがとうございました」(津吹)

25歳のお誕生日おめでとう!


津吹が28曲を歌い終え、残る1曲のみとなった時だった。突如、バースデーケーキが運ばれてきた。サプライズの演出に、「まさか!? 今日は泣かないようにしようと思って最後まで来たんですけど……」と、あふれる涙を押さえられない津吹。気を取り直すと、華麗に舞って全身で喜びを表現するお茶目なところも。
「ありがとうございます。うれしいです。1、2、3、4、5、6……、なんで7本なんですか!?」。大きいロウソクの2本は10の位を、5本は1の位ですよ、みゆちゃん!

 

津吹みゆの師匠・四方章人先生
「いろんな歌を歌える歌い手さんになってもらいたいですね」

四方章人先生

「彼女がコンサートでも歌っていた『父娘坂』を、当時、日本クラウンの制作者から聴かれました。『どうですか?』と。『NHKのど自慢』で彼女が歌った時の歌だったんですが、非常に高音がのびのびとしているし、高音なのにキンキンしないで温かさがありました。それで『この子はいいかもしれませんよ」とお伝えしたら、『じゃあ、四方さん、預かってくれませんか?』と。それが最初のきっかけでした。

その後、福島から2年間ぐらいレッスンに通ってきました。彼女のおじいさん、おばあさんがすごく厳しい人なんでしょう。今時の子なのでもっとチャラチャラしているのかと思っていたら、礼儀作法もしっかりしているし、素直で真面目な子でした。

僕は家に来る子が、玄関でちゃんと靴をそろえるかどうかなど、そういうところを見るんだけど、しっかりしたご家庭で育てられたんだと思いました。

今日、あらためて『父娘坂』を聴いてみて、当時よりのびのびと歌っていましたね。日々成長しています。僕はあまりレッスンをしないんですね。ポイント、ポイントで指摘するぐらい。とにかく言葉を大切に歌うことと、情感たっぷりに歌うことだけです。元々、(僕のところへ来る子は)いい声を持っているので、僕のカラーを押しつけるんじゃなくて、本人のいいところを伸ばしてやろうというレッスンが多いですね。

彼女はまだ若いので、ポップス系も好きだと思うんです。でも、今はしっかりと演歌・歌謡曲の基礎をつくってもらって、いろんな歌を歌える歌い手さんになってもらいたいですね。本人が前向きな姿勢だから、これからもどんどん伸びていってくれると思います」

GALLERY
津吹みゆデビュー5周年コンサート2021
~未来へ向かって Go miyu Go~


INFORMATION
ツイキャスプレミア配信
津吹みゆ5周年コンサート2021
動画配信サービス「ツイキャス」では、2021年3月14日(日)23:59まで、「津吹みゆ5周年コンサート2021~未来へ向かって Go miyu Go~」をアーカイブ配信中。

配信ライブチケット
=¥2,400

視聴方法の詳細およびチケットの購入はツイキャスHPへ
https://twitcasting.tv/c:crm6527/shopcart/51213


2021年2月24日発売
津吹みゆ「おんなの津軽」

津吹みゆ「おんな津軽」

「おんなの津軽」
作詞/原 文彦 作曲/四方章人 編曲/伊戸のりお
c/w「高野雨」
作詞/原 文彦 作曲/四方章人 編曲/伊戸のりお
日本クラウン CRCN-8391 ¥1,227+税