謝鳴が新曲「Tokyoに傷ついて」をお披露目。荒木とよひさ氏とはデュエット曲を披露し、荒木由美子のサプライズ登場に涙
中国・上海出身のシンガー、謝鳴(シャメイ)が3月1日、東京・中央区の銀座スタジオ ルアンで新曲発表会を開催。2月22日に発売した「Tokyoに傷ついて」を関係者や報道陣に披露した。
上海で歌手として活躍した謝鳴が日本デビューしたのは2002年12月。今年は日本デビュー20周年の節目であり、「Tokyoに傷ついて」は2019年12月発売の「こころの歌」以来のニューシングルとなった。コロナ禍のこの3年間は新曲を発売してこなかったが、日中国交正常化50周年の2022年には日本と中国(上海)で記念コンサートを開催するなど日中の掛け橋として歌って来た。
「皆さんの応援と協力のおかげで、日本デビュー20周年を迎えることができました。この間、十数曲の作品を発表することができました。本当に感謝しています」
「Tokyoに傷ついて」は荒木とよひさ氏が作詞・作曲を手がけた作品。希望をもって東京へ来た若者が感じた孤独感、大都会ならではの心の葛藤が描かれている。
謝鳴の歌声を聴いた荒木氏が、「愛や恋がテーマの作品ではなく、『なぜ、生きているんだろうか』というような大人の意志を持った歌がいい」と感じて完成させた。
「バーで会って詩を見せたら、『いいですね』ってことになり、メロディーはその場で、2時間で書き上げた」(荒木氏)
荒木とよひさ氏とはカップリング曲「契られて・・・そして」や、「四季の歌」をデュエット。荒木氏は謝鳴の歌手としての芯の強さを褒めつつも、「もう少し日本語が上手になるといいね。そのためには日本人と恋をしないと。僕はノーサンキューね(笑)」と会場を笑わせていた。
荒木由美子がサプライズゲストとして登場。謝鳴に花束をプレゼントすると、謝鳴は大粒の涙を流した。荒木ももらい泣きしつつ、「荒木とよひさワールド全開の『Tokyoに傷ついて』が大好きです。毎日聴いています。大ヒット間違いなし」と太鼓判を押した。
荒木がかつて主演したテレビドラマ『燃えよアタック!』が当時中国でも大人気となり、今も荒木(主人公 小鹿純子)のことを知る中国の人は多いという。謝鳴と荒木は2019年に知り合い、意気投合。謝鳴が日本と上海で開催した日中国交正常化50周年記念コンサートには荒木も出演し、テレサ・テンの「つぐない」を謝鳴と一緒に歌うなどした。
謝鳴は「Tokyoに傷ついて」のほか、荒木氏とのデュエット曲となったカップリングの「契られて・・・そして」、荒木のヒット曲メドレー、自身の中国でのヒット曲の日本語版「こころの歌」などを歌唱すると、「幸せです。この曲が大ヒットするように祈ります。大好きな荒木先生の作品ですから一生懸命歌っていきます」と、力強く語った。
なお、謝鳴は5月8日に東京・豊島区のホテルメトロポリタン池袋で『絢爛!「葵の宴」プレミアムディナーショー~謝鳴と仲間たち~』を開催する。荒木由美子、チェウニ、中澤卓也のほか、特別出演として荒木とよひさ氏も出演する。
INFORMATION
2023年5月8日(月)開催
歌手生活20周年 謝鳴
絢爛!「葵の宴」プレミアムディナーショー~謝鳴と仲間たち~
会場:ホテルメトロポリタン池袋
【開場】17:30 【食事】18:00【ショー】19:30
料金(税込):SS席 ¥30,000/S席 ¥28,000/A席 ¥25,000
チケット:ローソンチケット(Lコード:74811)