
【注目曲】青山 新、女唄を極める“番外編”にして傑作。ムーディーな新曲「十三ヶ月」で深化をみせる
演歌第7世代の筆頭・青山新が、デビュー7年目となる2月18日、通算7枚目のシングル「十三ヶ月」をリリースする。
本作は、2023年の「女のはじまり」から続く“女唄シリーズ”の系譜に連なる作品だが、これまでの集大成という枠には収まらない、新たな深化を遂げた一曲となっている。
作詞家・麻こよみ氏が切り取ったリアリティ
作詞を手掛けたのは、女性心理の描写に定評のある名匠・麻こよみ氏。タイトルにある「十三ヶ月」という耳慣れない言葉には、深い意図が込められている。
制作時のエピソードとして麻氏は、「失恋した女性が相手を忘れるには、1年(12ヶ月)という区切りでは足りない。どうしてもあともう1ヶ月、13ヶ月ぐらいかかってしまうかも」という担当ディレクターとの会話からヒントを得たと語る。
カレンダーには存在しない“余分な一ヶ月”。それは、理屈では割り切れない未練の深さと、心の迷いを象徴するキーワードとして抽出された。
「歌い飛ばす」から「ムードに浸る」へ
これまで「女がつらい」などの楽曲で、若さを武器に悲しみを“歌い飛ばす”ようなブルース演歌を提示してきた青山。当初、女唄シリーズは3部作で完結する予定だったが、担当ディレクターの「青山 新には、とことん女唄を極めさせたい」という熱い思いから、本作の制作が決定したという経緯がある。
青山自身、「これまではサックスやトランペットが響くようなアレンジが多かったが、今回はイントロのギターからして世界観が違う」と語るように、本作はハニー・シックスやマヒナスターズ、ロス・プリモスといった、昭和の夜を彩ったムード歌謡の王道を行くサウンドメイクが施されている。
青山が目指したのは、かつてのムード歌謡コーラスグループが持っていた、あの独特の湿度と色気の再現だ。これまでの女唄シリーズで表現してきた声を張り上げる“青山節”は封印し、メロディの行間に漂う哀愁を丁寧に拾い上げ、聴き手を歌の世界へと没入させる。
「担当のディレクターさんは厳しいので(苦笑)、花丸がもらえたかというとどうかなと思いますが、首を縦に振ってもらえるようにこれからも精進していきたい」
7年目を迎え、大人の歌手としての風格を纏い始めた青山 新。「十三ヶ月」は、彼が昭和のムード歌謡の承者として覚醒したことを告げる勝負曲ともなるだろう。
「多面性」を魅せる3つのカップリング
「十三ヶ月」にはカップリング曲とジャケット写真が異なる「TYPE 俺の女」「TYPE 丸」「TYPE 上々」の3形態で同時発売される。表題曲で見せる“女の顔”とは対照的な、青山の多面的な魅力が楽しめる。
「俺の女にならないか」【TYPE 俺の女】
表題曲が「捨てられた女」の悲しみなら、こちらは「包み込む男」の優しさだ。バーのカウンターで傷ついた女性を口説くという、歌謡曲の王道シチュエーション。「過去のことなど忘れろと」と語りかける甘いボーカルは、ファンならずとも陶酔必至のラブソングに仕上がっている。
「丸」【TYPE 丸】
一転して、「月に群雲 花に風」という無常観を背景に、腹を立てずに「丸く丸く」生きることを説く人生讃歌。こぶしを利かせた力強い歌唱で、青山の演歌歌手としての地肩の強さ、そして意気を感じさせる一曲。
「人生上々」【TYPE 上々】
「駅の階段 駆け上がり」という描写から始まる、現代的で等身大の“ごきげん演歌”。駄菓子屋やアイスキャンデーといったノスタルジックな言葉を散りばめつつ、日常のささやかな幸せを肯定する。ライブやキャンペーンで観客と共に手拍子で盛り上がれる、爽快なポップ・ナンバーだ。
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2026年2月18日発売
青山 新「十三ヶ月」
「TYPE 俺の女」
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「十三ヶ月」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/石倉重信
c/w「俺の女にならないか」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
テイチクエンタテインメント TECA-26004 ¥1,550(税込)
「TYPE 丸」
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「十三ヶ月」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/石倉重信
c/w「丸」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
テイチクエンタテインメント TECA-26005 ¥1,550(税込)
「TYPE 上々」
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「十三ヶ月」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/石倉重信
c/w「人生上々」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
テイチクエンタテインメント TECA-26006 ¥1,550(税込)











