
【密着ルポ】青山新が歌うブルース歌謡「身勝手な女」のMV撮影現場に潜入!!
都内某所。冬の寒さが日に日に増していくなか、青山新の新曲「身勝手な女」ミュージックビデオの撮影が行われた。その現場にオトカゼが密着。撮影シーンをたっぷりお見せしちゃいます。
青山新の新曲「身勝手な女」(2月19日リリース)は、2023年発売の「女のはじまり」から続く“女唄”シリーズの第3弾となる。同シリーズは、哀愁歌謡路線から大人の歌へスケールアップした青山の“新”世界を築いた。

青山新の新曲「身勝手な女」はジャケット写真とカップリング曲が異なる3タイプが同時発売
デビュー6年目の勝負曲となる「身勝手な女」は麻こよみ氏が作詞し、恩師・水森英夫氏が作曲を手がけた。編曲は伊戸のりお氏だ。自らが別れを告げた“あの人”のことが悔しいけれど忘れられない、という女心にひそむ“わがまま”や“つよがり”が可憐に描かれている。
夕日に照らされた海が出現
ここはいつも青山新の楽曲ジャケットやミュージックビデオ(MV)の撮影が行われている都内のスタジオ。「化粧のノリがいいように朝風呂に入ってきました」という青山が到着すると、すでに最初のシーンの撮影セットが組まれていた。スクリーンには事前に撮影された夕方の海が映し出されている。
今回のMVでは3つのシーンが撮影された。シーン①は青山の表情がよくわかる単色バックでの歌唱シーン、シーン②は夕方の海を背景に感情豊かに歌唱する場面、そしてシーン③がビルの屋上での撮影だ。ここでは感傷に浸る女心をイメージさせられる映像を収める。
まずはシーン②から撮影がスタートした。黒のシャツに着替えた青山がスクリーンの前に立つと、モニターには夕日に照らされた青山が映し出されていた。
「もうロケに行かなくてもいいかも(笑)」
スタッフからそんな声が漏れるほど。そこは太陽が沈みゆく、どこか寂しげな埠頭だった。
まずはカメラリハーサルも兼ねて青山が自由に歌うと、撮影監督からはより表情を豊かに歌うようにリクエストが入った。こういうときの青山の理解は早い。モニターで映像を確認した青山は「手とかもっと使った方がいいですか」と監督に確認し、フリを交えて本番撮影に臨んでいった。
リハーサル撮影や本番撮影のたびにメイクも細かくチェックされる。
マル秘情報!
撮影時は、レコーディングを終えて間もないころ。まだ完璧には歌詞を覚えていないという青山新の目線の先にはカンペが貼られていた。しかし撮影が進み、何度も「身勝手な女」を歌ううちに、青山の頭のなかにはしっかり歌詞が入っていた。
「身勝手な女」のイントロが流れると、青山は歌の世界へと入っていく。監督からのもっと表現を大きくなどのリクエストはあるが、実際に演じるのは青山自身だった。
何度かのリハーサルを終え、カメラ位置やメイクの確認などが行われると本番撮影。念のため本番撮影は2度行われたが、トラブルはなくシーン②の撮影へ。
オンオフを素早く切り替える青山新
シーン②の撮影はスタジオからほど近いビルの屋上で行われた。青山と撮影スタッフがスタジオからクルマで移動し、屋上へ上がると青空が広がっていた。事前に準備されたイメージラフ通りの青空に、「おお~!」という感嘆の声が漏れるほどだった。
▲ロケ地のビル屋上からは東京スカイツリーがくっきりと見えた。撮影準備を前に記念撮影も!?
外での撮影は当日の天気が気になる。忙しい青山のスケジュールを考え、雨天決行の予定となっていたが、さすが“晴れ男”の青山新。直前まで吹いていた強風もほぼ収まり、撮影日和となった。
ここでは、時間は逆戻りできない現実を知り、次に進む決意を持ちながらも未練が残り、感傷的になる女心を映し出す身勝手だけど、つよがる可憐な女。“女唄”を歌う青山の真骨頂が試されるシーンでもある。
監督も映像にこだわり、何度もカメラアングルや撮影方法を変えて撮影が行われた。カメラマンも画角に映るビルの位置を確認し、背景はどこまで入っていいかなどを確認している。
撮影日和とは言っても季節は冬。晴れていても気温はさほど高くないが、その間、青山はシャツ一枚にもかかわらず待機していた。さすがプロだ。
「じゃあ、行きましょう」
監督の掛け声に、青山は主人公を演じながら、スマホのスピーカーから流れてくる「身勝手な女」に合わせて歌唱していた。
いつものスタジオ、いつもの撮影スタッフや関係者が集い、撮影現場はアットホームな雰囲気だ。青山も終始リラックスし、自然体で撮影に臨んでいる。だが、撮影中は緊張が走る。青山もオンオフを上手に切り替えていた。ステージ上でもイントロが流れると、すぐさま歌の世界に入るように・・・。
「身勝手な女」MV撮影は、いよいよ撮影は佳境へ
再びスタジオに戻ると、別階の部屋にセットが組まれていた。シーン①の撮影だ。青山が立つ背景には濃紺の背景紙がスタンドに立てられている。表情豊かに“女唄”を歌う青山を余すところなく映像に収めるためのセットだ。
物語のシーンと青山新という歌手にクローズアップしたシーンとを完全に分けるため、衣裳チェンジが行われた。白地のシャツに大きな一輪の花が描かれている。この衣裳が印象的で、「身勝手な女」のテザー映像(予告)にもこのときのシーンが使われた。
「身勝手な女」の歌詞をすっかり覚えてしまった青山新! シーン3の撮影が始まると、いよいよ撮影は佳境に。木漏れ日のような光が背景紙に映し出され、楽曲全体の雰囲気が映像表現としてつくられる。3タイプ同時リリースされる「身勝手な女」のジャケット写真とはまったく異なるMVならではの映像だった。
青山は撮影された自分の写真や映像を観るのが好きではないという。撮影中に「どうですか?」と聞くと、「皆さんがいいと言ってくださる写真がいちばんいいんだと思います」と答えた。
この日はMV撮影のあと、ジャケット写真の撮影も行われるという強行だったが、何度かモニターを確認した際には、「いいんじゃないかな」と満足気な表情もみせていた。
腹が減っては戦はできぬ。MV撮影が終わると、ジャケット撮影に備え遅めの昼食となった。大好きな焼肉弁当を独り占めする青山新だった!?
撮影された「身勝手な女」のミュージックビデオはリリース日の2月19日にプレミアム公開される。有言実行よりも不言実行の青山新。目の前の課題をひとつずつ実行することで、やがては目標を達成できるという考えだ。
2020年2月5日、テイチクエンタテインメント創立85周年・芸映創立60周年記念アーティストとして「仕方ないのさ」でデビューした青山。デビュー6年目となり、やるべきことをやってきたという自信の裏付けもあるのだろう。
1月に開催された地元・浦安でのコンサートでは満席の客席に向かって、「この曲でオリコン1位を獲りたい。レコ大にも紅白にも出たい!」と訴えた。
今年は有言実行。成長した青山新の表現力・歌唱力が凝縮されたMVにもその答がある。
▼青山新「身勝手な女」プレミアム公開
2025年2月19日発売
青山新「身勝手な女」
(TYPE TOKYO)

「身勝手な女」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
c/w「TOKYOメトロブルース」
作詞・作曲/所ジョージ 編曲/沼井雅之
テイチクエンタテインメント TECA-25008 ¥1,550(税込)
【Amazon】青山新「身勝手な女(TYPE TOKYO)」
(TYPE 青春)
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「身勝手な女」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
c/w「青春迷い道」
作詞/北村けいこ 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
テイチクエンタテインメント TECA-25009 ¥1,550(税込)
(TYPE 星空)
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「身勝手な女」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
c/w「星空慕情」
作詞/麻こよみ 作曲/水森英夫 編曲/伊戸のりお
テイチクエンタテインメント TECA-25010 ¥1,550(税込)
その他、楽曲に関する情報はテイチク 青山新ページへ
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/aoyama/
テイチクオンラインショップ
【特典付】青山新「身勝手な女」
TYPE TOKYO:https://teichiku-shop.com/products/de…
TYPE 青春:https://teichiku-shop.com/products/de…
TYPE 星空:https://teichiku-shop.com/products/de…
※特典はなくなり次第終了