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寺西優真、大村崑、國光摩耶

映画『SPELL』の舞台挨拶にW主演の寺西優真&大村崑が登場。女優デビューの國光真耶も笑顔で参加し、見所は「ぶりっ子とは打って変わった私です!」

寺西優真と大村崑がW主演を務める映画『SPELL〜呪われたら、終わり〜第1章』が10月27日に公開され、同日、東京・豊島区の新文芸坐で出演者による舞台挨拶が行われた。舞台には主演の2人のほか、小林麻耶改め國光真耶や、SIZUKU、GOD、原田翔太、北條透子、そして寺西一浩監督が登壇した。

『SPELL〜呪われたら、終わり〜』の原作は、寺西一浩監督の同名小説。霊能者一家・馬飼野家に悪霊を退治してほしいと相談を持ち掛けた水谷良美の家で、数々の不思議な現象が起こり、その霊現象の謎と解決に挑むホラーサスペンスとなっている。

寺西優真、大村崑、國光摩耶

寺西優真とともにW主演を務める大村は撮影時の年齢が90歳。日本映画最高齢による主演となった。また本作では國光真耶が本格的な女優デビューを飾ったことでも話題となっている。

寺西優真、大村崑

W主演を務めた大村崑と寺西優真。寺西は初めての演じる霊能者の役に力を注いだという。

寺西優真は、「やっとこの作品を皆さんにお届けできることをうれしく思っています。霊能者役は初めてでしたので役作りをがんばりました。奥深さを感じられる作品です」と挨拶した。

大阪から来たという大村崑は「迷子になりましたが、ようやくたどり着けました」と笑わせると、「30年以上の付き合いがある監督からお誘いをいただきました。なぜ、ホラー映画に喜劇役者の大村崑が出演したかと言いますと、“主演”という魅力的な役でございましたので(笑)。怖いながらも演じてみると面白かった。今ではホラー映画を人に勧める男(喜劇役者)でございます」と明かした。

寺西優真、國光摩耶

主演の寺西優真と、女優の本格デビューとなった國光真耶。映画では封印された”ぶりっ子”が舞台挨拶では・・・?

今年の夏頃から新潟での生活をスタートさせたという國光真耶は、見所について「ぶりっ子の演技とは打って変わった私です!」と笑顔をみせた。本格的な女優デビューとなるが、「撮影の何週間も前から、怪奇現象に悩まされながら子供たちを守り、夫を支える妻・水谷良美になりきりまして、リアルに表現できるように必死に役作りをさせていただきました」と話していた。

そんな國光の姿勢に、寺西一浩監督は「現場での役作りなど、監督としてうれしかった」と返していた。

『SPELL』シリーズの第1章が公開となったが、11月10日には第2章の『SPELL〜呪いは、終わらない〜第2章』の公開も控える。さらに第3章の公開も決まっている。

なお、『SPELL〜呪われたら、終わり〜第1章』は新文芸坐では10月29日まで、MOVIX柏の葉(千葉)、MOVIX三好(愛知)、MOVIX堺(大阪)、熊本ピカデリー(松竹マルチプレックスシアターズ)では11月9日まで公開される。

映画の主題歌には、歌手としても活躍する寺西優真がワーナーミュージック・ジャパン移籍第1弾としてリリースした「君を愛するだけ」が採用されている。

寺西優真、大村崑、國光摩耶

『SPELL〜呪われたら、終わり〜第1章』の舞台挨拶に登壇した出演者ら。左から寺西一浩監督、GOD、SIZUKU、大村崑、寺西優真、國光真耶、北條透子、原田翔太。

 

寺西優真

寺西優真 コメント
霊能者役は初めてでしたので役作りをがんばりました。幽体離脱して過去に戻るシーンがありますが、「もし、過去に戻れたら人はどんな人生になるのか」を考えちゃいました。皆さんは過去に戻りたいですか? でも、現実には過去には戻れないですよね。この作品から「今を一生懸命生きる」というテーマ、作品の奥深さを感じました。ぜひ、たくさんの方に観ていただきたいです。

大村崑

大村崑 コメント
30年以上の付き合いがある監督からお誘いをいただきました。なぜ、ホラー映画に喜劇役者の大村崑が出演したたかと言いますと、“主演”という魅力的な役でございましたので(笑)。怖いながらも演じてみると面白かった。今ではホラー映画を人に勧める男(喜劇役者)でございます。撮影は真夏でした。音を拾うということで、冷房を切った中での撮影に汗みどろのドロドロになってしまいました。ホラー映画というのは怖いんじゃなくて、暑いんだなと。あれで一皮むけました。11月1日が来ましたら92歳になります。92歳の喜劇役者は日本にはいません。じつは喜劇役者というのは短気な人が多かったんですが、そういう人は皆さん、もう仏様になっちゃった。長生きするには笑うことがいちばんです。高齢者は“幸齢者”だと思っています。皆さんも“幸齢者”になれるように、この映画の私を見て確認してください。とっても奥の深い映画になっています。

國光麻耶

小林麻耶改め國光真耶 コメント
今年の夏頃から新潟での生活をスタートさせました。新潟県産のおいしいお米などを毎日いただいています。映画の見所は、ぶりっ子の演技とは打って変わった私です。撮影の何週間も前から、怪奇現象に悩まされながら子供たちを守り、夫を支える妻・水谷良美になりきりました。人の念というのは怖いものだと思います。台本のセリフを一字一句確認しながら、「このセリフは本人が言ったのか、あるいは誰かに言わされたのか」などを考え、リアルに表現できるように必死に役作りをさせていただきました。がんばった作品です。こっそりでもいいので感想を教えてください。

北條透子コメント
とっても怖い作品だと思いますが、呪いの絵本に描かれた“緑の猿”がかわいいと思えるような映画でもあります。何度も何度も観てください。

SIZUKU コメント
普段は霊感がまったくありませんが、映画の中ではいっぱい霊が見えて、ゴーストを倒していく役です。ホラー映画ですが、グロテスクなシーンはなくて、感動をするシーンもあるので楽しめると思います。

原田翔太 コメント
緑の猿が描かれた呪いの絵本を書いた作家という役で出演させていただいています。個人的には、現在って呪いが民主化された時代だと思います。そんなことを考えながら映画に臨みました。すでに第二弾の公開が決まっていますが、この『SPELL』は呪いが連鎖していきます。僕が(役として)生み出した呪いの連鎖も楽しんでいただきたいと思います。

GOD(声の出演)コメント
僕は出演しておりません。声だけです(苦笑)。声というのはとても重要な役割になります。ただ、歯が痛い中での収録でした。それでもがんばっている僕をイメージしながら黒魔法の声を聞いてください!


寺西優真、大村崑『SPELL』

寺西一浩監督/脚本
霊能者・馬飼野俊平の事件簿シリーズ
「SPELL~呪われたら、終わり~」公式HP
https://spell2023.com/

映画『SPELL』第1章予告編

『SPELL〜呪われたら、終わり〜第1章』』では、本作で本格的に女優活動をスタートさせる小林麻耶改め國光真耶が銀幕デビューを飾る。國光演じる水谷良美は、引っ越し先の屋敷で不気味な心霊現象に悩まされ、霊能者・馬飼野俊平に除霊を依頼するという役柄。霊能者・馬飼野俊平(寺西優真)とその祖父・馬飼野霊山(大村崑)が原因追求を進めると、呪いの道具「緑の猿の絵本」を発見し、水谷家を呪う存在が明らかとなる。

 


2023年9月17日配信
寺西優真「君を愛するだけ」
寺西優真

「君を愛するだけ」
作詞/市川喜康 作曲/マシコタツロウ 編曲/佐々木博史
ワーナーミュージック・ジャパン

▼寺西優真「君を愛するだけ」配信サービス一覧
https://yumateranishi.lnk.to/kimiwoaisurudake

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