氷川きよし

氷川きよしの新装盤「南風」。7月20日の発売を前にビジュアル解禁

氷川きよしの第36弾シングル「南風」の新装盤(Dタイプ、Eタイプ、Fタイプ)ビジュアルが7月20日の発売を前に公開された。そこには白いシャツにデニム、白いスニーカーをあわせた爽やかな表情の氷川が写っており、とくにFタイプの氷川の写真には釘つけられる。芝生に寝そべっている氷川の周りには、蝶のようなかわいい花がたくさん咲いており、氷川がとても幸せそうだ。氷川ファンはどのタイプの写真が好みだろうか?

「いつも私、氷川きよしの歌を愛してくださり、本当にありがとうございます。皆さん、作品を楽しみにしてくださっているということがすごく自分のエネルギーになっております」(氷川)

撮影は5月中旬に都内のスタジオで行われた。スタジオに漆喰風に仕上げた白壁を設え、床には幅2.7m×奥行2.4m(約2坪)の野生の芝生を敷き詰め撮影されたという。Eテレで放送中の『趣味の園芸』にレギュラー出演している氷川は、植物を育てることが生きがいでもあり、部屋にはいつも花を飾っている。

氷川きよし

植栽の中には薄青と濃青のロベリアが各24ポット、白いロベリアが48ポット植えられ、シロツメクサ(三つ葉)が要所要所に配置された。氷川は手に小菊のような花を咲かせるマトレカリアを持ちながら、その場に座ったり、立ったり横になったりしながら、様々なポーズで撮影に臨んだという。

濃青の花を咲かせるロベリアは別名「瑠璃蝶草」や「瑠璃蝶々」と呼ばれる。花言葉は「謙虚」「しとやか」「いつも愛らしい」。が、“綺麗な花には毒がある”と言われるように、ロベリアは全草有毒であり、「悪意」「敵意」という花言葉も併せ持っている。昨年のコンサートツアーでは、氷川は21年目のスタートに”新生・氷川きよし”の誕生を意識し、蝶をイメージした瑠璃色の衣裳を着ていた。果たして、ロベリアの植樹には意味があるのか、ないのか?

氷川きよし

さて、新しい「南風」(Dタイプ、Eタイプ、Fタイプ)には、それぞれにご当地ソングがカップリング曲として収録される。Dタイプには埼玉県の長瀞を舞台にした「長瀞舟下り」が、Eタイプには奈良県を舞台にした「哀伝橋」が、そしてFタイプには富山県を舞台にした「魚津海岸」が収められる。氷川は次のようにコメントしている。

「新曲『南風』(2021年3月30日発売)のCDも多くの皆様にお聴きいただいて本当にありがたく思いますし、アルバム『南風吹けば』も6月8日に発売させていただきましたけども、そちらも多くの方に聴いていただいて本当にうれしく思います」

「この度、7月20日に『南風』のカップリング違い、そしてジャケット違いのものを出させていただくことになりました。D、E、Fタイプということで、今回のカップリング曲をどういう風にしようかなと思って考えたんですが、やっぱり演歌・歌謡曲を楽しみにしてくださっているお客様もおられますし、コロナ禍で皆さん旅に行けないので、歌で旅していただきたいなと思いまして、今回はご当地ソングの数々を収録しました。3曲とも本当に素敵な作品でございます」

「どの曲もタイプの違ったご当地ソングになっていて、演歌、歌謡曲、バラードと素敵な仕上がりになっているんじゃないかなと思っておりますので、ぜひ皆さん聴いてみてください。『南風』を聴いて、それぞれのカップリングを聴いていただけたら、すごく楽しいと思いますんで、満喫していただきたいと思います。カップリング曲とジャケット写真が異なるD、E、Fタイプの3種類、よろしくお願いします」

2021年7月20日発売
氷川きよし「南風」新タイプ
「南風」作詞/かず翼 作曲/水森英夫 編曲/石倉重信


「南風」Dタイプ
氷川きよし
c/w「長瀞舟下り」
作詞/清瀬あき 作曲/水森英夫 編曲/石倉重信
日本コロムビア COCA-17901 ¥1350(税込)

氷川きよし
:これは「ザ・演歌」作品にさせていただいて、主人公は恋に破れてしまって一人寂しく思っているんですが、その舟下りをする中で、いろんな心情になる一曲で、恩師の水森英夫先生がメロディーを書いてくださいました。

「南風」Eタイプ
氷川きよし

c/w「哀伝橋」
作詞/朝倉 翔 作曲/桧原さとし 編曲/石倉重信
日本コロムビア COCA-17902  ¥1350(税込)

氷川きよし
:奈良の有名な「哀伝橋」という橋をテーマに詞を書いていただきました。これは「会いたい」という言葉が、サビに出てくるんですが、「会いたい」を40回、言わせていただきました。2ハーフの作品なんですけれども、「会いたい 会いたい 会いたい 会いたい 会いたい 会いたい」とすごい連呼してます。これはいろんなアーティストの中でも一番「会いたい」ということを言っている作品じゃないかなと思うくらい、「会いたい」と連呼しています。

南風「Fタイプ」
氷川きよし

c/w「魚津海岸」
作詞・作曲/伊藤 薫 編曲/石倉重信
日本コロムビア COCA-17903 ¥1350(税込)

氷川きよし
:富山の魚津海岸をテーマにした作品で、「魚津海岸」でございます。この「魚津海岸」は切ない心情をバラードにして、作詞・作曲は、伊藤薫先生が書いてくださった作品です。もう本当に胸が締め付けられるような切ない想いの一曲になっておりまして、こういう切ない気持ちに浸るのも、たまにはいいですよね。本当に素敵な作品になっております。


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