歌謡ステージ司会者・牧野なおゆき、漫談披露
昨年まで13年間にわたり、歌手・森 昌子のステージ司会や歌謡コントでは森が扮する『ま~ちゃん』の相手役を務めた歌謡ステージ司会者の牧野尚之氏が7月15日、神奈川県・横浜にあるにぎわい座で行われた「日本演芸課連合まつり」で漫談を披露した。(漫談にこだわり名前を平仮名の「なおゆき」にして出演)
この催しは、日本全国のステージ司会者で構成されている日本司会芸能協会(現在の会長は大木凡人氏)が加盟している一般社団法人・日本演芸家連合のイベントとして企画され、牧野氏は司会芸能協会の一員として出演。
「昭和の歌謡名曲、イントロだけの歌謡ショー」と題し、司会者らしく昭和歌謡の名曲のエピソードや懐かしい時代背景を語りながら、得意とするナレーションを前奏(イントロ)に乗せ語る、しかも聴かせるのはイントロのみというユニークな構成で披露した。歌謡曲のイントロナレーションを次々に届けるという一風変わった趣に、笑いあり涙あり、観客は盛んに拍手を送った。
ほかにも、落語界からは日本演芸家連合名誉会長の三遊亭金馬や現会長を務める三笑亭夢太朗、講談の一龍斎貞水、漫才からはお茶の間でも人気を誇るナイツなど、選りすぐりの演者が大集結。万全なコロナ対策を行い、定員を三分の一としての開催だったが、日本の多彩な見ごたえ、聴きごたえある演芸を楽しみに駆けつけた寄席芸ファンに届けた。
≪曲目≫
M1 オープニングテーマ
M2 高校三年生
M3 有楽町で逢いましょう
M4 津軽海峡・冬景色
M5 東京ナイトクラブ
M6 そして神戸
M7 ブルーライト・ヨコハマ
M8 哀しみ本線日本海