丘みどりが巨大立体迷路に初挑戦。新曲「明日へのメロディ」が描く世界観を迷路で体験し、ヒットに意欲

2021.03.15

丘みどりが3月15日、神奈川・横浜市の「横浜・八景島シーパラダイス」で日本最大級の巨大立体迷路に初挑戦した。丘は3月17日に新曲「明日（あす）へのメロディ」をリリースするが、さまよい続けながらも明日を見いだそうとする人間の姿を描いた作品であることから、そのテーマにちなんで、同迷路を抜け出し、希望の轍を見つけ、ヒットへの意欲を燃やしたいとして挑戦したものだ。

「デッ海」と名付けられ迷路は、総床面積1176.48平方メートル、高さ13メートルの巨大な空間に、100個以上の仕掛けが組み込まれているほか、冒険者の勇気と体力が試される空中アスレチックゾーンなど、知恵、体力、信頼が試される日本最大級の立体迷路となっている。

新曲のジャケット写真で着用した衣装に身を包み、巨大立体迷路「デッ海」の前に立つ丘みどり。果たして、丘は無事ミッションをクリアしながら迷路を突破できるのか？

この巨大立体迷路に挑戦した丘は、通常はスタートからゴールまで1時間はかかるところ、初挑戦ながら51分でクリア！　「頭を使って謎解きをし、その番号を押さないと扉が開かないところがあったりして難しかったですが、平均時間より早くゴールができてうれしかったです」とコメントした。

「この巨大迷路も初めてですし、八景島シーパラダイスに来たのも初めてです。昨年から（新型コロナウイルスの影響で）生活が変わる中でいろんなことがありましたが、立ち止まらないことが大事だというのは今回のアトラクションの挑戦と同じで、迷路は難しかったですが、ゴールはできたので、歩みを止めないということの大切さを再認識しました」と笑顔を見せた。

八景島シーパラダイスの巨大立体迷路の平均突破時間は1時間。しかし、丘みどりは持ち前のチャレンジ精神で51分でクリア。「歩みを止めないということの大切さを再認識しました」（丘）。

新曲については、「決して明るい曲ではないですし、ただのバラードでもないのですが、時代背景を考えながらいま聴いてほしい曲を！ということで先生方（作詞：大柴広己、作曲：コモリタミノル）に書いていただきました」と言う。作曲のコモリタミノル氏はSMAPの「らいおんハート」などの制作に関わってきたJ-POP界のヒットメーカーであり、「明日へのメロディ」で、丘の新たな一面を引き出している。

「何に負けても、誰に傷つけられても自分にだけは負けずに、強く一歩を踏み出したいという曲です。私にとって昨年は悔しい１年だったので、そんな悔しかった思いなどをぶつけながら、でも、私は負けずに明日への一歩を踏み出したいという気持ちで歌っています」

悔しいい1年。昨年は丘のデビュー15周年という節目の年だった。しかし、コロナ禍で当初予定していたコンサートやイベントができなくなってしまっていた。

「コンサートもそれまで以上に多い100数公演を予定していたのにすべて中止になりました。15周年らしいイベントもできず、年末の紅白にも出場できないという悔しい1年でしたので、今回の新曲と自分が重なる部分が多いですね。いままでの曲は、困難であろうと物語の中で歌いながら演じていたのですが、今回は等身大の曲です。ありのままの自分をさらけ出しながら歌っています。こういう歌謡曲テイストの歌は5年ぶりになりますが、私はあくまでも演歌歌手なので、チャレンジをしながらもまた演歌に戻ったときに、演歌を歌う歌手として深みがでてきたらいいなと思っています。私にとって今年１年はチャレンジの年ですので、新しい丘みどりの歌世界を皆さんに聴いていただきたいですね」

新曲「明日へのメロディ」はミュージックビデオが収録されたDVD付きと、カップリング曲とジャケットデザインが異なるタイプAとタイプBの3種類が同日発売される。タイプAは演歌の「雨のなごり坂」が、タイプBには俳優の三田村邦彦とのデュエット曲「あなたと、君と」が収録される。

丘みどり