歌手活動休止を発表した氷川きよしの「You are you」。休止後は海外へ?
氷川きよしが2022年12月31日をもって歌手活動をいったん休止することを発表したが、歌手活動休止後は海外で生活しつつ、自分を見つめ直す時間を持つのかもしれない。
昨年12月24日のクリスマスイブに放送されたラジオ番組『氷川きよし 限界突破RADIO』(文化放送)の中で、こんな発言があったそうだ。
“クリスマスをチキンとケーキでお祝いした”という投稿に対し、「平凡を夢見ていましたけどね、昔は」と答えた氷川。気を取り直したように、「でも、これから!」と力強く発言すると、「こういう時間がほしいと思っているので、構想を練っています。海外で生活するとかして、自分のほしいものを手に入れます」。
氷川の熱心なファンであるマルルさん(「天晴れ!HK伝説 ~氷川きよしさんに出会えた奇跡に感謝~」というブログを開設)が教えてくれた。マルルさんは、「氷川さんは嘘をつかない人なので、海外へいく準備を進めておられるのかな」と思ったそうだ。
氷川は昨年8月、自身初のポップスアルバム『Papillon(パピヨン)-ボヘミアン・ラプソディ-』に続く第2弾として、『You are you』を発売している。アルバムには、タイトルにもなった楽曲「You are you」が収められいるが、作詞は氷川自身。ペンネーム kii名義で作詞した同曲について、次のようにコメントしていた。
「自分が生きたい生き方でいいし、そこに努力とやっていかなきゃいけないこともたくさんあると思うけど、あなたはあなたでしかないから、あなたが得意なことを伸ばせはいいと。誰かが変に自分の理想とか、そういうものを強制するなんかとんでもないって思っていて、そんな熱い想い、『You are you』。あなたはあなたっていうことを私は広い大きな想いで書かせていただきました」
氷川自身の「You are you」が、今年いっぱいでいったん歌手活動を休止することだったのだろう。たが、氷川が歌を歌わなくなることはなさそうだ。
日本コロムビアが公開した恒例の年賀色紙の中で、氷川は、「寅年でございますのよ。勇敢に生きましょう!!」とメッセージを書きつつ、「歩き続ける 歌の道」と記している。昨年大晦日の『NHK紅白歌合戦』では、美空ひばりの「歌は我が命」を披露していた。