竹川美子

【注目曲】竹川美子が魅せる“一途な女”のドラマ。新曲「海峡おんな船」が絶賛浸透中!

凛とした切なさの中に、確かな芯の強さを感じさせる歌声。2024年3月にデビュー20周年コンサートを成功させ、新たな一歩を踏み出した竹川美子。彼女が今年4月2日にリリースした新曲「海峡おんな船」が演歌・歌謡曲ファンの間で大きな話題を呼んでいる。彼女の新たな代表作となる予感に満ちている。

聴く者の心を掴むダイナミックな王道演歌

ーー新曲「海峡おんな船」、発売後の反響が素晴らしいですね。

竹川 本当にありがたいです。今回はキャンペーン先で、男性、女性問わずすごく多くの方から「いい歌だね」「この歌なら歌ってみたい」と直接お声をかけていただけるんです。SNSなどを通じて初めて生で歌を聴きに来てくださった方からも、「すごい迫力!」「CDで聴くのとはまた違うね」といった感想をいただいて。やっぱり生で聴いていただくのが一番なんだなと改めて感じています。

楽曲のイメージに合わせた萌黄色の衣裳も好評で、ファンの方から「竹川さんの竹(バンブー)色ですね! 狙ったの?」なんて言われました(笑)。狙ってはいないんですけど、そういう風に話題にしていただけるのもうれしいですね。

新曲「海峡おんな船」は、作詩に田久保真見氏、作曲に恩師・叶弦大氏、そして編曲に南郷達也氏を迎えた作品だ。フライヤーに「これまでなかった男性的で直線的なアレンジを施し、凛とした女性像を表現」と紹介されるように、イントロから響く勇壮なストリングスと力強いリズムは、これまでの竹川作品とは一線を画す迫力に満ちている。

竹川美子

ーー「海峡おんな船」はこれまでの作品とは一線を画す、非常にダイナミックな曲調ですし、サビに向かって一曲線に盛り上がっていきます。

竹川 私の歌の中では今までにない、すごく力強い作品です。イントロから「これから始まるぞ!」みたいな感じで、本当にアレンジがかっこいいですよね。私もデモテープをいただいた時は、まさかこんなにダイナミックでスケールの大きなアレンジになるとは思っていなかったので驚きました。

作品が描き出すのは、愛する人を一途に想い、荒波のような人生の海峡を越えていこうとする女性の姿だ。か弱さを象徴する“笹舟”が、愛という“舵ひとつ”を頼りに、自らの手で未来を切り拓こうとする。その決意を歌う竹川の歌声は凛とした切なさを保ちながらも、サウンドに負けない力強さを秘めている。

ーー健気さと強さが同居している歌詞もこの作品の魅力です。

竹川 「おんなの運命(さだめ)に 負けないで あたしはこの手で 明日をつかむ」という歌詩が私は特に好きで、私自身もこういう強い気持ちでありたいなって、すごく共感できるんです。聴いてくださる方にも、この曲から何かパワーを感じ取ってもらえたらうれしいなと思っています。

竹川美子

気合が入りすぎ!? 魂を込めたレコーディング秘話

このドラマティックな一曲は、カラオケで歌う側にとっても大きな魅力だ。Aメロでは切々と情景を語り、サビの「越えて越えて 越えてゆきます 海峡おんな船」というフレーズで一気に感情を解放する歌い心地は格別だろう。竹川自身がブログで「何度も何度も唄い直し魂を込めて唄わせて頂きました」と記すように、レコーディングでは納得のいくまで歌い込んだという。その魂のこもった歌唱は、多くのカラオケファンの挑戦意欲を掻き立てるだろう。

ーーレコーディングでは何度も歌い直しされたようですね。

竹川 そうなんです(笑)。気合が入りすぎてしまって。レコーディングでは恩師の叶弦大先生から「そんなに力入れて歌うんじゃないよ」って何度も怒られちゃいました(笑)。どうしても楽曲の力強さに負けないようにって、気持ちが前に出ちゃうんでしょうね。こういうタイプの曲は本当に初めてだったので、余計に気持ちが入ってしまったんだと思います。少し時間を置いて冷静になってから歌い直して、なんとかまとまりました。

ーーカラオケで歌う時のポイントはありますか。

竹川 全体的にガツンとしている曲なので、力いっぱい歌いたくなると思うんですが、そうではなくて歌詞を大事に歌っていただくといいかなと思います。サビはだんだん盛り上げて歌っていただいて、最後に“海峡おんな船”とタイトルが出てきますので、そこはたっぷり大きく歌っていただければ歌い心地がいいと思います。

ーー新曲発売から何度も「海峡おんな船」を歌ってきたと思いますが、自分の作品になってきましたか?

竹川 今思うとこの曲は歌えば歌うほど、自分自身も曲からパワーをもらっている気がするんです。今までの作品の中で一番エネルギーを使う楽曲かもしれません。だからキャンペーンのステージでは、この曲を最後に歌って、持っているエネルギーを全部出し切って燃え尽きるようにしています。

ーーイントロもインパクトがありますが、曲終わりのアウトロも歌いきった感がありますね。

竹川 はい! だから、歌い心地がいいんです(笑)。

竹川美子

カップリングは初の地元・広島を歌う「美子の三原ヤッサ」

カップリングに収録された「美子の三原ヤッサ(三原ヤッサ節入り)」もまた、注目すべき一曲だ。これまで数々の民謡を現代的なアレンジで歌い上げてきた“美子の民謡シリーズ”だが、自身の故郷である広島県をテーマにするのは今回が初となる。

広島県三原市に伝わる民謡「三原ヤッサ節」を題材にしたこの曲は、作詩を一城えり氏、作曲・編曲を保田勝紀氏が担当。“ヤッサヤッサヤッサ モッサソッチャセ”という威勢のいい掛け声から始まり、聴いているだけで心が弾む作品だ。

ーーカップリングには、初めてご自身の故郷である広島をテーマにした「美子の三原ヤッサ」が収録されました。

竹川 やっと私の故郷の歌が歌えました! 「室津のあなた」や「雪の十日町」など、これまでたくさんのご当地ソングを歌わせていただいてきた中で、いつか自分の地元の歌を歌いたいとずっと思っていたので、本当にうれしくて。

ーーお祭り情緒あふれる作品に仕上がっていますね。

竹川 これは広島県三原市のお祭りで歌われる「三原ヤッサ節」をモチーフにした明るい曲なんですが、先日、地元のキャンペーンで歌ったら、何人かの方が前に出てきて踊ってくれたんですよ。やっぱり地元の方には馴染みがあるんですね。表題曲とはガラッと雰囲気が違って、みんなで盛り上がれる一曲なので、こちらもぜひ楽しんでいただきたいです。

竹川美子

ご縁に支えられた20年。歌手人生を導いた不思議な糸

ーー昨年はデビュー20周年という大きな節目でした。改めてこの20年間を振り返って、歌手・竹川美子を支えてきたものは何だったと感じますか?

竹川 もう、本当にご縁に支えられてきた20年だったなと思います。いろんな人との出会いがあって、その縁がまた次の縁につながって、それでここまで来れたんだなと。もちろん、叶先生との出会いがなければ、今の私はいません。先生と出会っていなければ、歌手になれていなかったかもしれないですしね。

事務所もいくつか変わりましたが、その時々で出会ったスタッフの皆さん、そして何より応援してくださるファンの皆さん。一つひとつの出会いが、今の私を形作ってくれています。

ーーたくさんのご縁のなかでも大きな転機となった出会いについて教えていただけますか。

竹川 そうですね・・・、一つ不思議なご縁があります。デビューして2年半くらい経った頃、事務所の企画で、先輩の成世昌平さんとお互いの持ち歌を交換して歌うという企画があったんです。私が成世さんの「はぐれコキリコ」を、成世さんが私の「江釣子のおんな」を歌いました。その時は本当にそれだけだったんですが、まさか後年、その成世さんと同じ事務所(ハブ・マーシー)に所属することになるとは思ってもいませんでした。

そして、今の事務所に入ってから出会ったのが、夫(六本木ヒロシ)なんです。事務所でやっていた「落語と演歌を披露する」というイベントに私も参加させてもらったのが最初の出会いです。その時はまさか一緒になるとは思っていませんでしたが(笑)、同い年ということもあって、自然と仲良くなっていきました。振り返ってみると、あの楽曲交換の企画がなかったらと・・・、本当に人の縁って不思議だなと思います。

ーー公私におけるパートナー、六本木ヒロシさんの存在は、ご自身の歌手活動にどのような影響を与えていますか?

竹川 彼は私にないものをたくさん持っているんです。落語も上手いですし、女形で踊ったりもする、本当に芸達者な人なので。すごく刺激になりますし、たくさん勉強させてもらっていますね。二人で一緒にステージに立つ仕事もありますが、それはそれで一人で歌う時とはまた違う楽しさがあります。そういういろんな一面をファンの皆さんにも見ていただけるのもうれしいことだなと思っています。

竹川美子

これからもコツコツと。そして、「海峡おんな船」を代表曲に!

ーー歌声のパワーも年々増しているように感じます。歌手として、日々の努力や心がけていることはありますか?

竹川 私、不器用だから、本当にコツコツ粘り強くやっていくしかないんです。それが私のモットーみたいなものなので。実は以前、喉の不調で思うように歌えなくなってしまった時期があって、「もうこのまま歌えなくなっちゃうのかな」って、すごく辛くて悲しかったんです。その時に、ああ、自分の声は大事にしなきゃいけないんだって、改めて痛感しました。

それからは、毎日の鼻うがいをしたり、ボイストレーニングの先生に習ったりとか。体のケアはより一層気をつけるようになりました。最近は体力作りのためにキックボクシングもやっているんですよ。いい汗を流すと腹筋も使いますし、声にもいいみたいで。仕事で行けなくて、先日、久しぶりに行ったら筋肉痛で大変でした(笑)。

ーー歌手として、歌以外の様々な芸事を学んでこられた経験も、今の竹川さんの表現力につながっているように思います。

竹川 そうだといいなと思います。父の影響で演歌が好きになりましたが、学生時代は吹奏楽部でしたし、内弟子時代には日本舞踊や三味線も習いました。いろんな音楽や芸事に触れて、いろんな方のステージを観て、自分の中に取り入れられるものはないかと探す。そういうことの積み重ねが大事なのかなと思っています。これからも、そういう勉強は続けていきたいですね。

ーー最後に、この「海峡おんな船」で目指す目標と、ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

竹川 この「海峡おんな船」を、デビュー曲の「江釣子のおんな」のように、長く皆さんに愛していただける作品にしたいと思っています。デビュー曲をいただいた時のことなんですが、生意気にも先生に言ったことがあるんです。最初に曲を聴かせていただいて、とってもいい歌だったので、「先生、この歌は本当に私が歌っていいのでしょうか?」と聞いてしまって。そうしたら先生に、「何言ってるんだ! お前に作った歌なんだから、お前が歌うしかないだろう。他に誰が合うんだ」って怒られました(笑)。

今作も、先生がいろいろ考えてくださり、また王道の演歌作品を作ってくださったので、私の新しい代表曲に育てていきたい。それが今の大きな目標です。いつも応援してくださる皆さんのおかげで、私は23年目を迎えることができました。これからも一歩一歩、自分らしく歩んでいきますので、ぜひ、この新曲をたくさん聴いて、歌っていただけたらうれしいです!

 


2025年4月2日発売
竹川美子「海峡おんな船」
竹川美子

「海峡おんな船」
作詩/田久保真見 作曲:叶弦大 編曲/南郷達也
c/w「美子の三原ヤッサ(三原ヤッサ節入り)」
作詩/一城えり 作曲/保田勝紀 編曲/保田勝紀
日本クラウン CRCN-8737 ¥1,500(税込)


副音声も聞き逃せない!
再生回数を伸ばしている「海峡おんな船」MVの副音声に、竹川美子とマネージャーによる解説が収録された。「竹川美子 『海峡おんな船』だよ~。今回ねえ、すごい評判がいい一曲なんよ~」と明るく始まる副音声でのトーク。Billboard JAPANの「Heatseekers Songs」で同曲が11位にランクインされたのを知ったときの驚きや、MV撮影時のエピソードなどを聞くことができる。

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竹川美子

profile
竹川美子(たけがわ・みこ)
1月6日、広島県安芸郡府中町生まれ。幼い頃より父(生前の春日八郎氏の後援会会長)の影響で演歌を歌うようになり、カラオケ大会等に多数出場。1991年12月、『NHKのど自慢』広島県江田島町大会出場しチャンピオン獲得。この頃よりプロ歌手になりたいと強く思うようになる。1998年より作曲家・叶弦大氏に師事。伊豆長岡にて内弟子生活を送り、日舞、民謡、三味線などの稽古に励む。2003年5月21日、「江釣子のおんな」で歌手デビュー。第48回日本レコード大賞日本作曲家協会奨励賞始め数々の賞を受賞。2024年3月、「デビュー20周年コンサート」開催。2025年4月、通算30作品目となる「海峡おんな船」をリリース。
【レギュラー番組】
エフエム伊豆「竹川美子のドレ美子ソラシド」 毎週水曜日 20:30~21:00 OA中
Podcast「竹川美子の演歌ききますぅ?」 毎週月曜日 21:00 配信