西川ひとみ、初の本格デュエット曲「似たものどうし」を発売！後輩の一塁あや乃と息ぴったりにダンスと歌声で新境地

2024.08.26

浪曲師の父を持つ確かな歌唱力と、温かい人柄でファンを魅了し続ける西川ひとみが待望のニューシングル「似たものどうし」をリリースした。今作は、同じ事務所に所属する後輩歌手・一塁あや乃との初の本格的な女性デュエット曲。ステージで一緒に盛り上がれる、最高にハッピーな一曲となっている

歌って踊れる！最強の“女の友情”ソング

表題曲「似たものどうし」は、作詞を三里こうじ氏、作曲を南乃星太氏、編曲を南郷達也氏が手がけた、軽快でポップな歌謡曲だ。西川ひとみのこれまでの“情念演歌”のイメージを鮮やかに更新するような、明るく弾むようなサウンドが印象的。イントロから心を躍らせるリズムに乗って、西川と一塁あや乃の二人が「高が男のひとりやふたり」「きっと幸せ掴んでみせる」と、力強くもキュートな女の友情を歌い上げる。

公開されたミュージックビデオでは、おそろりのワンピースに身を包んだ二人が、息の合ったダンスを披露。乾杯をしたり、指をさしあったりと、その楽しそうな姿からは、二人の信頼関係と仲の良さがひしひしと伝わってくる。

YouTubeのコメント欄には、ファンから「聴いているだけで元気が出ます！」「二人のハーモニーとダンスが最高に可愛い！」「これはライブで絶対に盛り上がる！」といった声が早くも殺到しており、カラオケで振り付けを真似て歌いたいというファンも多いことだろう。

このデュエットが特別な化学反応を生んでいる背景には、二人の関係性がある。2019年11月に「夜明けのバスで歌手デビュー一塁あや乃は、かねてより西川を「憧れの先輩」として慕ってきた歌手だ。そんな二人が心を一つにして歌うからこそ、「あなたわたしなぜか似合いしな」「似たものどうしのふたりです」という歌詞が、リアリティをもって聴き手の心に響くのだろう。

安定感と包容力のある西川の歌声に、一塁のフレッシュで伸びやかな歌声が重なり、見事なハーモニーを生み出している。

カップリングには、故・八代亜紀への想いを込めて

一方、カップリングに収録された「不知火情話」では、西川ひとみの真骨頂である“演歌の魂”を存分に味わうことができる。この楽曲は、昨年12月に惜しまれつつもこの世を去った、同じ熊本県出身の大先輩・八代亜紀さんが2005年に発表した名曲のカバーだ。

故郷の先輩への深いリスペクトと追悼の意を込めて、西川が渾身の歌唱を聴かせる。特に、聴きどころは楽曲に挿入される九州弁のセリフ。西川自身のキャラクターが見事に光り、楽曲の持つ切ない情景をより一層深く、鮮やかに描き出している。演歌歌手・西川ひとみのルーツと実力を改めて感じさせてくれる、感動的なカバーだ。

10月に開催が予定されている恒例のディナーショーで、この「似たものどうし」がどのように披露されるのか、今から期待が高まる。ステージで歌い、踊る二人の姿は、まさに最強の“似たものどうし”となるだろう。

西川ひとみが開いた新たな扉と、変わらぬ演歌への情熱。その両面を一度に楽しめる今作は、長年のファンはもちろん、新しい世代の心にもきっと届くはずだ。

【追記ニュース】西川ひとみ、恒例ディナーショーで新曲デュエットをファンに披露
10月6日、東京・文京区のホテル椿山荘東京にて、西川ひとみの恒例ディナーショーが開催された。
満員の観客を前に、新曲のカップリングに収録された故・八代亜紀さんのカバー曲「不知火情話」を熱唱して歌謡ショーの幕は幕開け。中盤には、デュエットパートナーである一塁あや乃がステージに登場。ファンが待ち望んだ新曲「似たものどうし」を、息の合った振り付けと共に披露し、会場は大きな手拍子と喝采に包まれた。