
熊本から世界へ! 西原村PR大使の22歳 飛雄馬がモンゴルの国際展示会で大トリ。12月の地元コンサートへ決意新たに
熊本県阿蘇郡西原村出身で、現在同村のPR大使を務める22歳の歌手・飛雄馬(ひゆうま)が9月27日、モンゴルの首都ウランバートルで開催された国際展示会「MONGOLIA HEALTH TECHNOLOGY EXPO-2026」の閉会式に出演。大トリとなるステージで堂々たるパフォーマンスを披露し、音楽を通じて国境を越えた交流を果たした。

会場となったM Bank Arena(モンゴル・ウランバートル)には、展示会関係者から一般の来場者まで多くの人々が集結した。飛雄馬は日本の楽曲でモンゴルの観客にアプローチし、かつて現地でも放送されて人気を集めた日本のテレビドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌「サボテンの花」を披露。イントロが流れた瞬間に会場からは大きな歓声が沸き起こり、言葉の壁を越えた大合唱と手拍子で一体感に包まれた。さらに自身のオリジナル曲「フラワー~輝く未来へ~」も力強く歌い上げ、大盛況のまま国際舞台での大役を締めくくった。

飛雄馬が歌手を志した原点は、12歳のときに経験した2016年の熊本地震だ。自らも被災し、大きな困難に直面した日々の中で「歌で人を励ますことができる人になりたい」と決意。2020年の「NHKのど自慢」熊本県水俣大会で今週のチャンピオンに輝き、2023年に念願のデビューを果たした。2025年には故郷である西原村のPR大使に就任し、現在は熊本と東京を拠点に国内外で歌声を響かせている。


モンゴルでのステージを終えた飛雄馬は、「今回、モンゴルの大きな国際Expoの閉会式で、最後に歌わせていただけたことを本当に光栄に思っています。会場の皆さんが一緒に盛り上がってくださり、音楽には言葉や国境を越えて、人の心をつなぐ力があると改めて感じました。私は熊本県西原村のPR大使として、熊本の魅力を日本だけではなく、世界にも伝えていきたいと思っています。熊本地震から10年という節目の年に、今度は熊本からモンゴルへ。これからも日本人歌手として、そして西原村PR大使として、歌を通じて日本と熊本の魅力を世界に届けていきたいです」と、充実した表情で熱い想いを語った。


海外で大きな手応えを得た若きシンガーの視線は、再び故郷へと向けられている。熊本地震から10年となる2026年、飛雄馬はこれまでの支援への感謝と未来への希望を込めた新曲「火の国の風」を制作。さらに12月6日には、熊本市民会館にて「飛雄馬コンサート~復興感謝 熊本地震から10年の思い~」の開催を控えている。
震災の悲しみを乗り越え、歌の力を信じて歩み続ける22歳。熊本から世界へ、そして世界から再び熊本へ。飛雄馬の真っすぐな歌声は、これからも多くの人々の心を明るく照らしていくはずだ。











