
蘭華、母の個展会場でバースデーライブ。長年の夢だった「演歌・歌謡曲」への楽曲提供実現をファンに生報告
シンガーソングライターの蘭華が9月27日、東京・広尾の百年匠人ギャラリーにてバースデーライブを開催した。
今年のライブは、蘭華自身が企画・プロデュースを手がけた母・幸美さんの初の個展「魅惑の水墨画展」の会場で行われた。壁一面に飾られた約100点の母の力作に見守られる中、限定30名のファンが集い、家族の絆と愛に満ちた特別なステージとなった。
予定にはなかったという『子守唄~娘へ~』のサプライズなアカペラ歌唱からライブはスタート。15年前に亡くなった父を思い、母が描き始めたという水墨画の数々。蘭華は、生前大分から長時間の高速バスに乗って無名時代のライブに駆けつけてくれた亡き父へ向けた『花時』を披露すると、その目には光るものが浮かんでいた。

この日のセットリストはライブ当日の朝5時までかかったというが、一曲一曲がこだわりの作品だった。日本レコード大賞企画賞を受賞したアルバム『東京恋文』の同名のリード曲や、最新アルバムから「遺書」、デビュー20周年記念曲「ありがとう」などが、溢れるトークと共に届けられる。
本編終盤では、母への思いを綴ったインディーズ時代の『maama』(マーマ/中国語で母のこと)を歌い終え、客席で見守っていた母・幸美さんをステージに呼び込む一幕も。「個展をするのは本当に嫌だったんですよ(笑)。でも、東京で一人で大変な思いをしながらも、温かい方たちに支えられているんだなと分かりました。会場で皆さんとお話させていただき、娘の頑張りも知ることができました。今回個展を開催して本当によかった」と愛にあふれる言葉を伝えると、会場は深い感動に包まれた。

また、飾らないトークの中では、今年叶えた3つの夢が明かされた。「お茶(ハーブティー)を作ること」「母の個展を開くこと」、そして「作家として誰もが知るヒット曲を作ること」だ。
これまでポップス系アーティストへの楽曲提供はあったものの、長年挑戦し続けてきた「演歌・歌謡曲」ジャンルでの採用は大きな念願だった。「諦めずに10年間書き続けて、今年ついに楽曲提供が決まりました!」と笑顔で報告した蘭華。作詩・秋元康、作曲・蘭華のタッグで丘みどりに提供した『丁稚羊羹』(『まだ半ば』カップリング曲)や、自身初のA面(表題曲)提供となった羽山みずきの新曲『蜃気楼ホテル』(10月21日発売)が決定したことを明かし、喜びとともに『丁稚羊羹』のセルフカバーを歌い上げた。
アンコール前には、サプライズのバースデーケーキと共にファンから歌のプレゼントが贈られた。最後は天国の父や恩師への思いを込めたデビュー曲『ねがいうた』を歌い上げた。
なお、11月23日には観光大使を務める島根県出雲市で5年連続となるコンサートを、12月20日には故郷・大分県中津市の教会でライブを開催する予定だ。
『魅惑の水墨画展』会期延長決定
9月28日に終了した『魅惑の水墨画展』。好評につき会期延長が決まった。9月30日(水)~10月2日(金)の4日間、開催される。
【開催概要】
蘭華プロデュース 幸美『魅惑の水墨画展』
日程:2026年9月30日(水)~10月2日(金)
時間:11:00~20:00
入場料:無料
会場:百年匠人ギャラリー(HYAKUNEN SHOJIN GALLERY)
住所:東京都港区南麻布5-1-2 クラウディア2F/3F
アクセス:東京メトロ日比谷線「広尾駅」4番出口下車 徒歩5分




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