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水森かおり

「時代劇の次は漫才です」水森かおりがデビュー32年目のメモリアルコンサートを開催。デュエット披露のオール巨人のスカウトに意欲満々!?

1995年の「おしろい花」でのデビューから、今年で32年目を迎えた“ご当地ソングの女王”こと水森かおり。自身のデビュー記念日である9月25日、東京・LINECUBE SHIBUYAにて、毎年恒例となっている「水森かおりメモリアルコンサート~歌謡紀行~」を開催した。現在ロングヒット中の最新シングル「恋の終わりの名古屋にひとり」を引っさげた特別なステージに、会場には約1800人の熱烈なファンが詰めかけた。

コンサートの前半は、最新曲「恋の終わりの名古屋にひとり」をはじめ、「熊野古道」「ひとり薩摩路」「釧路湿原」といったおなじみのヒット曲や、最新シングルのカップリング曲「能登の春」「天空の里」などを惜しみなく歌唱。

水森かおり

そして最大のサプライズとして、人気漫才師のオール巨人がステージに登場し、客席を大いに驚かせた。二人は、最新シングル(タイプD)に収録されているデュエット曲「夢洲ブルース~デュエット編~」を息ぴったりに披露した。

「またこうして幸せなデビュー記念日を迎えることができてとても晴れやかな気持ちです。特に今日は、大阪からオール巨人師匠が来てくださり、一緒に歌わせていただけるのがとても光栄です」

感激する水森に、オール巨人は「呼んでくださってうれしいのですが、僕でいいのかなと思いながらやって来ました」と照れ笑いを浮かべた。

この「夢洲ブルース」は、2025年の大阪万博をテーマにMBSラジオの企画から誕生した楽曲で、原案と作詩を福島暢啓アナウンサー、作曲をこの日の司会を務める西寄ひがしが担当した異色の作品だ。もともとは関岡香アナウンサーが歌唱したオリジナル版に対し、水森が仮歌を担当した縁で自身のアルバムに収録。それを聴いたオール巨人が気に入り、昨年の万博ステージで披露して大きな反響を呼んだことから、今回のデュエット実現へとつながった。

水森かおり

オール巨人はレコーディングを振り返り、「この曲は、めちゃくちゃ難しかったです。男のキーと女のキーがありますので、家で声が嗄れるくらい一生懸命練習しました」と苦労を吐露。さらに「水森さんはしゃべりがうまいから漫才できますよ。よかったら僕が教えますよ」と持ちかけると、水森は「いえいえ、そんな…。でも、漫才やってみたいです。ぜひお願いします」と即答し、異ジャンルへの興味をのぞかせて会場を和ませた。

コンサートの中盤では、多くの踊り手たちとともに「東京音頭」「炭鉱節」「マツケンサンバⅡ」といった盆踊りにちなんだメドレーで賑やかなお祭り空間を創出。後半は、9月23日に発売されたばかりのアルバム『歌謡紀行25~恋の終わりの名古屋にひとり~』から、書き下ろし新曲の「ねぶたの女」「たそがれの札幌」「球磨川~親友へ~」「虹いろ夢紀行」4曲を歌唱。“歌で旅する”コンセプトそのままの彩り豊かな歌唱で観客を魅了した。

終盤には、デビュー曲「おしろい花」や代表曲「鳥取砂丘」、再び「恋の終わりの名古屋にひとり」を熱唱し、フィナーレの「明日への扉」まで全28曲を全身全霊で歌い上げた。

今年の夏、東京・明治座での「梅沢富美男 水森かおり特別公演」で大役を全うした水森。「時代劇に挑戦して貴重な体験をさせていただき、また歌の幅を広げることができました。舞台は楽しかったです。時代劇の次は漫才です」とユーモアたっぷりに充実感をにじませると、「デビュー日を迎えると、あっという間に年末を迎えるなという感じがするので、またここから気持ちを引き締めていい結果が残せるように頑張っていきたい」と、年末の大舞台へ向けて力強く前を見据えた。

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