吉永加世子

吉永加世子が魅せた新境地。六本木でシティポップを初披露し、“欠席”吉幾三のマル秘情報も報告!?

吉永加世子が8月29日、東京・六本木のバードランドにて「サマーライブ2026」を開催し、自身初となる本格的なシティポップへの挑戦を果たした。

幕開けを飾ったのは、2020年に12年ぶりの新曲として発表され、現在の躍進のきっかけとなった大切な一曲「燃えつきて」だ。

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「今日は懐かしい曲や人気歌謡曲もカバーし、シティポップにも挑戦します。ノリノリで楽しんでください!」と笑顔で宣言すると、夏をテーマにした「真っ赤な太陽」などを披露。吉の故郷の祭りを歌った「立佞武多(たちねぷた)」では、「ヤッテマレー!ヤッテマレー!」と威勢の良い掛け声で会場を夏祭りの活気で包み込むと、「北新地」を挟んで、一気に都会的なセンスが光るシティポップのコーナーへと誘っていく。

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ギターの藤井弘文がバンマスを務め、実兄・ゆうたろうがドラム演奏で参加するK.Yバンドのサウンドに乗せ、吉永は松原みきの「真夜中のドア~Stay with me~」から都会的なグルーヴを響かせた。

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さらにアン・ルイスの「恋のブギ・ウギ・トレイン」、杏里の「悲しみがとまらない」、八神純子の「パープルタウン 〜You Oughta Know By Now〜」、佐野元春の「SOMEDAY」をメドレーでつなぎ、シティポップの最後は泰葉の「フライディ・チャイナタウン」を熱唱。初挑戦となる全6曲を通じ、表現者としての新たな扉を力強く開いた。

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シティポップ・コーナーの感想をバンマスの藤井弘文に聞く吉永加世子。藤井は「シティポップは難しいよね。でも、本番はよかったと思うよ。だって、リハーサルでは1回もうまくいかなかった(笑)」と暴露する場面も。

シティポップの余韻冷めやらぬ休憩のあと、ライブは終盤へ。しばたはつみの代表曲をカバーリリースした「合鍵」、手話を用いた「木蘭の涙」、師匠の作品から「横浜(ハマ)ものがたり」などが歌唱されたが、この日のライブには、いつも会場後方の席から見守っている吉幾三の姿はなかった。

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多忙の中、サプライズで突然登場したこともある愛弟子のステージ。吉永は「今日は先生がいなくて安心です」と軽口を叩きながらも、「この前もね、先生から電話がかかってきたんですけど」と、愛すべき師匠のハチャメチャなエピソードを暴露した。

「『もしもし』って出たら、『お前か』と言うんですよ。『お前かって、先生が私に電話かけているんですよね』って。そうしたら『なんで電話したんだ? 忘れた』って。大丈夫かなと思っていたら、また電話がかかってきて、『もしもし、俺、今、どこにいるんだ』っていうから、『知りません』って返したんですけどね(笑)」

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「本当は来てくださる予定だったんですけど……」と、本音は寂しい吉永。本編のラストに師匠の女唄を継承した新曲「紅~べに~」を選曲した。化粧という女性の日常の所作に、過去の恋の記憶を重ね、愛と憎しみが交錯する複雑な心模様がドラマティックに描き出されている作品を、吉永は情感たっぷりに歌い上げた。

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アンコールでは、特別な一曲が約25年ぶりに披露された。タイトルは「冷たいKiss」。吉永が「Kayoko」名義で作詞し、武井正信氏が作・編曲した。

武井氏は作編曲家として活躍し、トランペット奏者として吉幾三を演奏でも支えていた人物。吉永がライブを開催するきっかけをつくってくれたのも武井氏であり、武井氏の勧めで初めて作詞に挑戦したのが「冷たいKiss」だった。残念ながら2025年5月に武井氏は他界してしまったが、会場には遺影を携えてくれた家族・仲間の姿があった。

吉永加世子

客席ラウンドの際、ファンが被せてくれたパナマハット。ご機嫌でステージに戻ると、ご祝儀が付いていることに気づき、二重の喜び!

吉永はライブの途中、「皆様の温かい心に支えられて歌える私は幸せです」と語っていたが、感謝の気持ちを歌声に乗せて歌唱すると、師匠・吉幾三が手掛ける女唄「サヨナラTokyo」と「夜汽車」でライブを駆け抜けた。

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この日は、2027年2月26日に東京・日本橋公会堂にてソロコンサートの開催が決まったという重大発表も行われ、「平日の金曜日ですけど、空けておいてくださいね」と声を弾ませた。

また、社会貢献活動の一環として、病気と闘う子どもとその家族を支える「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への賛同を表明して支援を呼びかけた。

▼吉永加世子 サマーライブ2026の長編レポートはこちら
吉永加世子が「シティポップ」に挑戦した涙と歓喜のサマーライブ。来年2月、日本橋公会堂でのコンサート開催も発表!

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