
真咲よう子&島雅也が故・伴謙介氏の遺作「愛をふたたび。」を発表。「合わせて150歳!? 二人組最高齢での紅白出場」に意欲
7月8日の新曲「愛をふたたび。」のリリースを翌日に控えた7月7日、真咲よう子と島雅也が東京・港区のマリーグラン赤坂にて新曲発表会を開催した。本イベントは、七夕にふさわしい特別なステージ「TANABATA Lunch Show」の第一部として行われ、恩師である故・伴謙介氏への深い愛と敬意が溢れる温かな時間となった。

「愛をふたたび。」は、ハン・ジナの「窓」などの作曲で知られ、2024年12月28日に逝去した作曲家・伴謙介氏の遺作。弟子であり伴侶であった夏海ありさを中心に伴氏の作品を蘇らせるプロジェクトが始動し、真咲よう子と島雅也による大人のラブソングとして誕生した。
新曲「愛をふたたび。」の作詩は、真咲が夏海ありさから依頼を受け「杉田望」の名義で担当した。10年前、突然、松本駅で別れを告げ、都会に旅立ってしまった男性と、偶然再会した一人の女性の物語を描いている。
「あの頃のふたり 若かったね」と共感し、お互いの心がまだ通じ合っていることを知った二人の運命を表現したデュエットソングとなっている。玉置宏、鳥羽一郎などこれまでに多くの男性歌手とデュエットソングをリリースしてきた真咲の相手は、甘くダンディーな歌声の島雅也が務める。

発表会の幕が開くと、ステージには在りし日の伴氏の遺影が飾られ、真咲と島が「愛をふたたび。」を情感たっぷりにデュエット。2人のハーモニーが会場を優しく包み込んだ。
続いて島雅也のソロコーナーが行われた。もともと歌を聴く専門だった島が、たまたま飲み屋で歌った歌声を伴氏に気に入られ、スカウトされたという異色の経歴を持つ。
「歌を聴くことは好きだったんですが、ほとんど歌ったことはなかった私に、先生から『レッスンに来なさい』とお声かけいただきました。最初は月2回、うかがっていたんですが、そのうち毎週来いと言われまして。大先生であり、私より二つ下なんですが、“小島ちゃん”と呼んでくださって。未だに先生のことを思い出すと涙が出てしまいます。8周年のときには『俺はお前に託す』という言葉を頂戴しまして。『まだまだ高みを目指せる。小島ちゃんは最強だから、もっと頑張って』と言っていただきました」


恩師への尽きない感謝を滲ませた島はその伴氏から授かったオリジナル曲「もう一度逢えたら」「泣かせてごめん」「彼方へ」の3曲を披露。「もう一度逢えたら」はデビュー15周年の際に、伴氏から送られた記念曲。今回のシングルのカップリング曲に収録された。また、「彼方へ」は、「お前に託す。高みを目指せ」と言われて提供された作品だった。
歌唱後、島は「私は伴先生にスカウトされ、お世話になってきましたが、いまこのような素敵なステージに立たせていただけるのも、恩師である伴先生のお陰だと思っています。そして、たくさんのファンの方々に支えられていま島があるということを、本当にうれしく思っています。これからも頑張って歌っていきたい」と決意を語ると、真咲につないだ。


島からバトンを受けとった真咲は会場2階から登場しすると、代表曲「あじさいの花」を歌いながら客席をラウンドし、観客と笑顔を交わした。
真咲は1973年に本名の紅谷洋子でデビューし、1981年に改名。再デビューを果たし、今年デビュー45周年を迎える。そんな真咲が「私と伴謙介先生とのご縁は38年前にさかのぼります」と回想する。
「地域限定版の『諏訪に咲く花』という曲を先生が作ってくださったのがきっかけでした。長野県諏訪市の花火大会(諏訪湖花火大会)でも流していただいたようですが、先生は30歳で、作曲を始められて間もない頃だったと思います。当時はCDではなく、レコードでしたが、そのレコードのB面に入っていたのが『さよなら・・・あなた』という曲です。これは、結城忍先生が日本クラウンのディレクターに伴先生を紹介してできた歌で、先生から『諏訪の歌もいいけれど、こういうバラード調も歌ってみて』といただいた、とても素敵な曲です」


懐かしい思い出とともに、真咲は「諏訪に咲く花」「さよなら・・・あなた」を披露し、最新ソロシングル「雨のアカシア」を歌い上げた。
ソロコーナーを終えた真咲は、「島さんとお会いしたのは今年に入ってからですが、本当に素晴らしい歌声で、伴先生が惚れちゃったというのがわかりました」と島をステージに呼び込むと、再び2人で「愛をふたたび。」を披露し、「歌を歌うと元気が出ます。ぜひ、皆さんの愛唱歌に加えてください」と観客に呼びかけた。



さらに、「島さんと一緒に、今後もテレビに出演して歌わせていただきます。皆さんもどんどんリクエストしてください。そうすればもっともっと一杯出られるかもしれないですし」と応援を訴えた。

そして、島の方を向きながら、「目標はね・・・、紅白頑張っちゃお! 二人合わせたら150歳!? 私計算できないんですが(苦笑)」と語りかけ、NHK紅白歌合戦への最年長2人組による初出演に意欲を示した。
最後は伴侶である夏海ありさもステージに登壇し、伴謙介氏の命日であり、3回忌を迎える今年12月28日に、伴氏と縁の深い歌手たちが一堂に会するメモリアル歌謡祭を開催することを発表した。

左から伴謙介氏の遺影を持つ夏海ありさ、島雅也、真咲よう子。夏海は、今後も伴氏の遺作を含む作品を未来へとつないでいく。
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2026年7月8日発売
真咲よう子・島雅也「愛をふたたび。」

「愛をふたたび。」
作詩/杉田望 作曲/伴謙介 編曲/庄司龍
c/w「もう一度逢えたら」(歌唱:島雅也)
作詩/河村淳子 作曲/伴謙介 編曲/庄司龍
CRCN-8857 日本クラウン ¥1,550(税込)











