
山口ひろみ、伊達悠太、美里里美、亜蘭が出場者の熱唱に感動! 新曲披露やコラボでも魅せた「虹色ソングコンテスト2026~テイチク祭り~」
東京・渋谷区の古賀政男音楽博物館 けやきホールにて5月29日、カラオケ大会「虹色ソングコンテスト2026~テイチク祭り~」(主催:虹色舎)が開催された。今大会はテイチクエンタテインメントに所属する山口ひろみ、伊達悠太、美里里美、亜蘭の4名の最新シングル(表題曲およびカップリング曲)を課題曲として実施され、全国から約130名が会場に集まった。

審査員は作詞家の円香乃氏、作曲家の大谷明裕氏、編曲家の伊戸のりお氏、そしてテイチクレコードのディレクター2名(磯田繁男氏と早田純氏)が務めた。
コンテストは山口ひろみ部門、伊達悠太部門、美里里美部門、亜蘭部門の4部門に分かれて行われ、部門ごとに約30名が出場。それぞれの部門では対象となるアーティスト本人が進行役を務め、参加者たちの歌唱を見守った。


すべての歌唱審査が終了した後、審査結果を待つ間に4名の歌手による歌謡ライブが行われた。それぞれが持ち歌を歌ってステージに登場すると、カラオケ大会に参加した出場者への感謝と感想が語られた。

デビュー8カ月目の新人・亜蘭は、「デビュー前の昨年、一昨年のこのソングコンテストでは司会を務めさせていただいたのですが、今日は『僕よりうまく歌わないでほしいな』と思いながら聴かせていただきました。本当に皆さんお一人お一人の人生が歌に入っているのをすごく感じました」と振り返った。
この言葉に、デビュー25周年を迎える山口ひろみが「それは私たちも同じ」と同意すると、亜蘭は積み重ねた経験への敬意を込めて「やっぱり年齢には敵わないですね」と返答。すると山口は「やめてそういうこと言うの」と返し、客席の笑いを誘った。
さらに、亜蘭の母親が46歳だと知った山口が驚いて天を仰ぐと、デビュー15周年の伊達悠太が「上ですか? 下ですか?」と尋ね、山口が「(私の方が)上に決まっているでしょ!」と返す軽快なやり取りでも会場を和ませた。

デビュー8年目の美里里美は、「こんなにたくさんの方が私の歌を歌ってくださるというのは夢にも思わなかったので、涙が出そうになりました。こんな幸せなことはないですね。皆様のご尽力のおかげです。大変感謝しています」と丁寧に言葉を紡いだ。

演歌界のファッションリーダー 伊達悠太は、「デビューして15年が経ちますが、生で自分の歌を歌ってくださっているのを間近で聴かせていただく機会はなかなかないですよね。伊達悠太部門の最高齢は90歳。その歌声を聴いた時には知らず知らずにウルウルしてしまいました。詩の世界観が素晴らしいと改めて感じて、本当に感動しました。そして最年少は8歳の男の子。兵庫から来てくださったんですが、格好よかったです。今日は本当に勉強させていただきました」と参加者の層の幅広さに触れた。

そして山口ひろみは、「衣装や振り付けを真似てしてくださったり、この日のために準備をしてきてくださったことに、スタッフ共々感激させていただきました。私の師匠の北島三郎先生が、『皆さんの歌声から学ぶところがたくさんあるから、聴かせてもらいなさい』とよくおっしゃるんです。北島三郎先生と言ったら本当に日本が誇る演歌の宝だと思うんですけど、その宝の先生自身が今もそういう姿勢なんです。今日はその思いを胸に、お一人お一人の歌を聴かせていただきました。先生の教えが身に染みましたし、たくさんのことを学ばせていただきました。本当に素晴らしい歌唱をありがとうございました」と語った。


このライブならではのコラボレーションも実現した。山口ひろみと美里里美はザ・ピーナッツの「恋のバカンス」を振り付けを交えて歌唱。伊達悠太と亜蘭は、とんねるずのTV番組で結成された2人組デュオ 憲三郎&ジョージ山本の「浪漫-ROMAN-」を力強く歌い上げた。
事前に練習する機会がほとんどなく、ぶっつけ本番に近い状態でのステージだったというが、客席からは「ずっと歌っていたみたい」という声が上がっていた。ステージ上で山口が笑顔を見せる一方、伊達は「もっとハモりたかった」と話し、次回でのリベンジを誓っていた。
歌謡ライブの終盤には、4人がそれぞれの持ち歌を披露した。

亜蘭は、「9月頭には新曲が発売される予定でございまして、来月6月24日の札幌の月例ライブで、その新曲を初お披露目いたします。そして9月には新曲の発売記念ライブをさせていただくことになりました。さらに、10月19日には日本橋公会堂にて、私のファーストコンサートの開催が決まりました!」とうれしい発表を行い、デビュー曲「北国最終便」を歌唱した。

続いて美里里美は、「今日は皆様からいっぱい元気をもらいました。皆様が一生懸命歌ってくださった熱気を胸に、これから最新曲を、私らしく皆さんに最後お届けしたいと思います」と挨拶。続けて、「この『女…序の舞』という曲ですが、作曲は私の師匠である清水アキラ先生、そして作詞は円香乃先生にお願いいたしました。円先生が700ページ以上もある上村松園の小説を読んでくださり、そこから歌詞を綴ってくださった作品です。10年前に上京し、3年後の2019年にデビューいたしました。上から読んでも、下から読んでも『美里里美』です。師匠が美里にしか歌えない作品としてつくってくれました」と楽曲への思いを語った。
「女…序の舞」は、女性の美に対する理想を描き出した画家・上村松園の生き様と、彼女の代表作「序の舞」をモチーフにしている。美里は、扇子を使った優雅な扇舞いの振付とともに同曲を披露した。

伊達悠太は、「今日は本当にたくさんの方に歌っていただきました。本当に皆さんお上手でした。僕もこの後、課題曲を歌わせていただくんですけど、もうプレッシャーでしかないですね(笑)。『逢えなくていいから』でもまだまだ頑張っていきたいなと思っておりますが、7月には新曲を出す予定です」と新曲リリースの情報を伝え、「逢えなくていいから」を歌い上げた。

「実は今、心臓がバクバクしています」と吐露したのは、最後に登場した山口ひろみだ。山口は6月17日発売の新曲『三江線』を一足早く、初お披露目した。
「この曲はこれまでの私の楽曲とは違う作品になっておりまして、作詞が麻こよみ先生、作曲が弦哲也先生です。弦先生からは『歌謡曲と叙情歌の間ぐらいの気持ちで歌うように』とご指導いただきました。今日は本当に私自身も皆様のお声を聴かせていただいて、とっても勉強になりました。これからも一人でも多くの方に聴いていただけるように、また歌っていただけるように、頑張って歌ってまいります」と語り、デビュー25周年記念曲となる『三江線』を歌唱。かつて広島県の三次と島根県の江津を結び、現在は廃線となったローカル線を舞台に、自ら踏み出すことができずに失った恋と、今はない”三江線”を重ね合わせた王道演歌を客席に届けた。

ライブの最後は菅原都々子の「月がとっても青いから」。テイチクの歴史に残る名曲を出演者全員で歌唱。客席の観客も一緒になって声を合わせ、会場全体での合唱となった。

亜蘭部門優勝の吉井勝之さん

美里里美部門優勝の中島明美さん

伊達悠太部門優勝の井乃憲さん。

山口ひろみ部門優勝の幹さん
すべてのステージが終了した後、表彰式が行われた。各部門から5名が入賞し、亜蘭部門は吉井勝之さん(埼玉県/歌唱曲:北国最終便)、美里里美部門は中島明美さん(千葉県/歌唱曲:女・・・序の舞)、伊達悠太部門は井乃憲さん(東京都/歌唱曲:逢えなくていいから)、山口ひろみ部門は幹さん(東京都/歌唱曲:みちのく銀山 なみだ雪)が優勝した。
また、全出場者の中から選出される審査員特別賞として、円香乃特別賞を森愛一真実さん(福島県)、大谷明裕特別賞を中野健さん(東京都)、伊戸のりお特別賞を高澤結子さん(東京都)がそれぞれ受賞した。

虹色ソングコンテスト2026 入賞者とアーティスト、審査員による集合写真










