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ゴダイゴはひとつの家族。50周年東京公演を開催!「ガンダーラ」など全17曲を熱唱。11月には伝説のネパール公演が46年ぶりに復活へ

2026年にデビュー50周年を迎えたゴダイゴが5月30日、東京・渋谷区のLINE CUBE SHIBUYAにてアニバーサリーツアー「GODIEGO 50th Anniversary LIVE~感謝の旅~」の東京公演を開催し、アンコールを含め全17曲を披露した。またコンサート前には会見に応じ、半世紀に及ぶバンドの歩みと、今なお進化を続ける音楽への情熱を語った。

1975年に結成し、翌76年4月に「僕のサラダガール」でデビューしたゴダイゴ。1978年にはテレビドラマ『西遊記』のエンディングテーマ「ガンダーラ」、そして主題歌「モンキー・マジック」が大ヒット。1979年にはユニセフ国際児童年協賛曲「ビューティフル・ネーム」、映画『銀河鉄道999』主題歌、『西遊記Ⅱ』エンディングテーマ「ホーリー&ブライト」など次々とヒット曲をリリースした。

1985年には“インターミッション”と銘打ち、活動を休止したが、結成30周年にあたる2006年に奈良・東大寺において全盛期メンバーによるコンサートを開催。これを機に再始動を宣言した。今年2026年はデビュー50周年を迎え、20カ所以上のツアーが組まれている。バンド名「GO-DIE-GO」には、「死んでもいけ、突っ走っていけ!」という意味が込められている。

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会見で「100歳まではやれると思いますよ」と話したミッキー吉野(右)に対して、タケカワユキヒデは「じゃあ、もう解散はないということだね」と応じた。

平均年齢72歳となった現在のゴダイゴ。リーダーのミッキー吉野が「今回のテーマは、とにかく楽しく愉快にこれからの人生を歩んでいくこと。50年前は『圧倒的に音楽のクオリティを上げよう』というのがテーマでしたが、今はそんな感じです」と和やかに語ると、ボーカルのタケカワユキヒデは「今のクオリティも高いですよ。上がってます!」とすぐさま呼応。「これだけ長くやってくると、体にすごいものが入っている。決してロートルのバンドではないので(笑)、安心してください」と、確かな体力と持続力に裏打ちされた自信をのぞかせた。

さらにドラムスのトミー・スナイダーが「初めてゴダイゴを見に来る小学生や中学生など、若い人が増えているのがすごくうれしい」と語気を強めると、吉澤洋治(ギター)も「ファンの皆さんの後押しがあって、今、GOフェーズに入っている」と力強く宣言した。

若い世代にもファンが広がり、彼らの楽曲が今なお色褪せない魅力を放ち続けているが、その理由をミッキーは、「最初から『スタンダードの曲を作ろう』という思いがあった。だからこそ曲が残ったのではないか」と分析する。

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そして、その名曲たちを現代に響かせる彼らの根底には、50年経っても変わらない音楽への真摯な信念がある。トミーが「リハーサルやレコーディングで集まると、曲のためにみんながすごい集中力で頑張ること。それは全然変わらない」と語れば、タケカワも「ボーカリストとして、作った時に、あるいはレコーディングの時に『こう歌おう』と思ったことに、今もできるだけ忠実に歌おうとしている」と、自身のブレない思いを口にした。

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スティーヴ・フォックス(ベース)は「鏡を見るとやっぱり(見た目は)変わった。昔の自分たちと比べてギャップはあるけれど、そのギャップが良さであり、それが伝わるように音楽を提供していきたい。正直ジジイだけど、昔以上に演奏はしっかりできていると思う」と現在地へのプライドをにじませる。吉澤も、長く続けてきたことで「音楽としても人間としても進化し、みんながまた集まって、お互いをリスペクトして一緒にやれることが何よりも素晴らしい」と語った。

そんな個性の強いメンバーたちをまとめ上げてきたミッキーは、「ゴダイゴはひとつの家のような存在。スティーヴは出たり戻ったりして、吉澤も入ってきたけれど、50年やって『ゴダイゴはひとつの家族だ』という”人間の証明”ができた」と、半世紀の絆の深さを噛み締めた。

深い信頼関係が語られる一方で、クスッと笑えるやり取りもあった。トミーが「変わってないのは僕のウエストライン(笑)」と自慢げに話すと、ミッキーが「僕は体重が変わってない。16歳の時から80キロ弱のまま。ただ、背は少し小さくなったけど(笑)」と自慢話を被せていた。

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ゴダイゴと言えば、日本・ネパール国交樹立70周年を記念し、今年11月21日にネパールの首都カトマンズ(ナラヤンティ宮殿前)で、46年ぶりとなるコンサートを開催することも大きな話題となっている。

1980年2月に同国で開催されたコンサートは、ゴダイゴにとって初の海外公演であると同時に、ネパールにとっても有史以来初の音響設備(PA)を使ったロックコンサートだった。

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ステージの後方に1万人の観客が集まってしまった

 

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ネパールで初の音響機器を使ったコンサートの開催となった。

タケカワは当時を振り返り「室内でやるような音楽しかなかった時代で、どれくらいの人が集まるか分からなかった。でもフタを開けてみれば当時のカトマンズの人口約30万人のうち、6万人が集まった。リハーサルの時点で(本来は席ではない)ステージの後ろに1万人が来て、ある意味、“一番いい席”になったんだけど、『どっちを向いてやればいいんだ』と話したほど。本番では、最初はゴダイゴがどんな演奏をするのか静かに聴いていた観客が『二乗』(二次曲線のように)でうねるように盛り上がっていって、本当に凄まじかった」と伝説の光景を熱弁。

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さらに「ある時、テレビの取材でネパールの楽器屋に行き『日本人ならゴダイゴを知ってるだろう』と言われ、僕が『ゴダイゴ、ゴダイゴ』って自分を指差しても信じてもらえなかったことがあるけど(苦笑)、『ゴダイゴはすごかった。レジェンドだ』って話してくれたのはうれしかった。あのコンサートを見た人が来てくれたらうれしいし、『また来たよ!』とネパールに行けるのが本当に楽しみ」と期待を寄せた。なお、吉澤はネパール公演の直後(1980年3月)に加入したため、ネパール公演は初となるが、父方の祖父が70年前、国交樹立した時の初代の大使だったと話し、ネパールとの縁深い関係を明かした。

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また、50周年アニバーサリーツアーに忙しいゴダイゴだが、10月10日には、有明のSGC HALL ARIAKEにて、堺正章やChar、岡村靖幸ら豪華ゲストを迎えた「Godiego FEST 2026」の開催も控えている。ゴダイゴにとって初めてのフェスとなる。半世紀を経てもなお、圧倒的なクオリティと強い絆で結ばれたゴダイゴの旅はまだ続く。

なお、この日、LINE CUBE SHIBUYAで行われた東京公演は、ライブCDとして8月上旬に発売される予定だ。