
「あばよ さよなら」したいのは脂肪!? 大江裕、新曲発表会で北島三郎への思いと減量宣言。YouTube師弟対談解禁&TikTokデビューも発表
大江裕が5月19日、東京・中央区の老舗ライブハウス「銀座TACT」にてスペシャルライブを開催。ライブ前に会見応じ、3年ぶりに師匠・北島三郎(作家名:原譲二)が手掛けてくれた新曲「あばよ さよなら/女の夜汽車」への想いなどを語った。

「あばよ さよなら」は、北島三郎が愛弟子のために書き下ろした渾身の男歌だ。力強いブラス(管楽器)と、荒野を歩む男の孤独を思わせる尺八の音色が交差するイントロは、まさに“北島イズム”の真骨頂。大江は「この3年間は新しい事務所(クラウン・ミュージック)で頑張っていましたが、久しぶりに先生の曲をいただきました。先生の前でのレコーディングではいつも緊張しますが、先生に認めてもらえるような歌を歌いたいという思いで臨みました」と、恩師との再タッグへの喜びとプレッシャーを明かした。

北島三郎からは、「『歌手になりたい』と訪ねてきた高校生がデビューをして、たくさんの皆様のご声援を頂きながら、早いもので18年…。最近では歌唱に色もつき、味も出てきて、ようやく一人前の歌い手になってきた気がします。今回の新曲も、彼ならではの魅力が詰まった曲に仕上がったと思っております。是非お聴きください。これからも、遥かなる歌の道を歩いていく大江裕に、皆様の温かなご支援を賜りますようお願い申し上げます」と、愛に溢れたコメントが寄せられた。
大江自身も「先生は憧れであり、僕の希望です」と語る通り、その歌声には北島の魂が深く刻み込まれている。「先生のように歌おうと思ってもできるものではありません。先生からは『俺の姿を見て、いいところを盗んでいきなさい』と教わりました。だから、『先生に似てますね』と言われるとすごくうれしいんです」と、師匠への深いリスペクトをにじませた。


今年36歳を迎えた大江は、北島の“サブロー”とかけた「感謝36祭(サブローサイ)」を掲げて全国を回っている。「これからは先生に恩返しをしていきたい。そして、その恩返しとは、先生の名曲を歌い継いでいくことだと思っています」と、その決意を語った。
そして、会見の最後には楽曲のタイトルにかけて「最近『あばよ さよなら』したいことは?」と問われ、「体の脂肪と『あばよ』したいです(笑)。昨年120kgまで増えてしまった体重を、100kgまで落としたい」と、減量宣言した。



なお、この日行われた「大江裕スペシャルライブ at GINZA」は昼夜2公演。新曲を含むオリジナル曲のほか、恩師の名曲などをカバー。夜の部では加藤登紀子が書き下ろした未音原曲「泣かせてくれよ」も披露した。
「『まだまだ親孝行できていないけど、きっと成功して故郷へ帰るよ』という男の生き様を歌った歌です。いつかCDや配信で皆さんにお届けできたら幸せです」と、新たな挑戦への意欲も見せた。
さらに、この日からTikTokへの動画投稿を開始することや、自身のYouTubeチャンネルで北島三郎との貴重な師弟対談動画が公開されることも明かし、さらなる飛躍を誓った。
大江裕 主なQ&A

Q:新曲発売おめでとうございます。今回の両A面シングルは、それぞれどんな楽曲に仕上がりましたか?
大江:最初に「あばよ さよなら」という作品を先生からいただき、「この曲で行くぞ」とおっしゃっていただきました。その後「女の夜汽車」もいただき、レコーディングしてみると「これもいいな」と。先生の奥様にも聴いていただいたところ、「これは両A面にしないとダメだろう」ということで、両A面でのリリースが決まりました。
Q:北島先生の作品を歌われるのは3年ぶりですね。
大江:そうですね。3年前に北島先生のもとから離れる際、「時代の海」という曲をいただき、「裕よ、どんな荒波も乗り越えていけ」と送り出していただきました。それ以来、クラウン・ミュージックでお世話になっていたので、久しぶりに曲をいただき、レコーディングではやはり緊張しました。いつも先生の前では緊張するんですけどね。先生に認めてもらえる歌を歌いたいと思うあまり、最初はなかなか自分の気持ちが出せず辛い思いもしましたが、無事にレコーディングを終えることができました。
Q:北島先生から「ようやく一人前の歌い手になってきた気がします」という温かいコメントが届いていますね。
大江:ありがとうございます。でも、まだまだです。僕は幼い頃から北島三郎さんが大好きで、子守唄代わりに先生の歌を聴いて育ちました。先生は僕の憧れであり、希望です。おじいちゃんから「日本一の歌手になるなら、日本一の先生に教えてもらいなさい」と言われ、その言葉だけを胸に歩んできました。今も優しく見守ってくださる先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。

Q:「さらば さよなら」のミュージックビデオには北島先生も出演されているそうですね。
大江:はい。MVには、先生が歌唱指導してくださるシーンが収められています。いつも「こうやって歌えばいいよ」「自分らしく歌ってみればいいよ」と優しく教えてくださいます。「好きな人を目標に歩んできたんだから、俺に似るのも仕方ないな」とよく言われます(笑)。

Q:「女の夜汽車」は女性の心情を歌った曲ですが、女心は理解できますか?
大江:はい(笑)。女性に代わって辛い思いを表現しようと努めました。時間が来れば、愛しい人を残して無情にも出発してしまう列車の情景を思い浮かべながら歌いました。男性にも共感できる部分はありますが、この曲では特に気持ちが乗りましたね。レコーディングの時も、小指が立っていたと思います(笑)。

Q:生バンドでの歌唱はいかがですか?
大江:北島先生は常に生バンドで歌われています。僕も3年前の独立時から、先生のバンドの皆さんにサポートしていただいています。バンマスの田中さんとは「こうやったほうがいい」と意見を交わしながら音楽作りをしていて、本当に感謝しています。先生から受け継いだバンドの皆さんと、これからも大切に歩んでいきたいです。
Q:年末に向けての目標を教えてください。
大江:とにかく歌を届ける、それしかありません。今を大切に生き、一歩ずつ進んでいけば、自ずと結果はついてくると思っています。
Q:新曲のタイトルにかけて、最近「あばよ さよなら」したいことはありますか?
大江:体の脂肪と「あばよ」したいです(笑)。最近の歌手の方は皆さん細くてダンスも踊れますが、僕はヨロリとしたタイプなので…。昨年は120kgまで増えてしまったので、まずは100kgを目指して10kgの脂肪と「あばよ」したいですね。過去に90kgまで痩せた時は「大江君らしくない」と言われてしまい、少し戻そうとしたらリバウンドしてしまったんです(苦笑)。あんまり食べ物を持ってこないようにしてください。拾っても食べるタイプなんで(笑)。
Q:現在36歳で、18歳の時に北島三郎さんのところに弟子入りしています。人生の約半分を歌手として活動しています。振り返って、いかがですか?
大江:デビュー当時は19歳で、芸能界の右も左もわからない少年でした。最近になってようやく芸能界というものがわかってきた気がします。
Q:特に難しかったことは何ですか?
大江:地域によってお客様の反応が全く違うことです。九州では熱狂的に迎えてくださる一方、関西では静かに聴き入ってくださる。地域に合わせてトークや歌のトーンを変える必要があるということを学びました。


Q:北島先生に「似ている」と言われることについてはどう感じていますか?
大江:人から言われて初めて気づきました。先生の教えは「俺の姿を見て、いいところを盗め」というものです。真似をしていると思われて嫌がる方もいるかもしれませんが、僕は「先生に似ていますね」と言われるとすごくうれしいんです。少しでも先生に近づけているのかなと思えますし、今日もそう思いながら歌っています。
Q:ご自身で「ここが似ているな」と感じる部分はありますか?
大江:新曲のレッスンで先生に歌い方を教えていただき、完成した歌を聴き直した時に、「あ、このこぶしは先生からいただいたものだ」と感じることはあります。先生の素晴らしい部分を少しでも受け継げているのかなと思います。

Q:ステージの背景には「感謝36祭(サブローサイ)」と掲げられていますね。
大江:今年36歳になったので、北島先生の“サブロー”とかけて「感謝36祭(サブローサイ)」として全国を回っています。
Q:3年後は「感謝39祭(サンキューサイ)」?
大江:いいですね。いただきました。でも本当に今回、3年ぶりに先生の作品をいただきましたので、これからがまたスタートです。
Q:今年、歌以外で挑戦したいことはありますか?
大江:最近はバラエティ番組にも出演させていただいているので、若い世代の方々に「大江裕ってどんな人だろう?」と興味を持ってもらい、「演歌歌手なんだ」「演歌っていいな」と思ってもらえるきっかけになれば幸せです。

Q:本日のライブの構成や、新たな試みについても教えてください。加藤登紀子さん書き下ろしの作品も歌われるとか。
大江:ライブは昼夜2部制で、構成を変えています。夜の部では、加藤登紀子さんが僕のために作詞・作曲してくださった「泣かせてくれよ」を初披露します。「親孝行できていないけれど、いつか成功して故郷へ帰る」という男の生き様を歌った曲で、いつか皆さんに音源としてお届けできたらと思っています。
Q:お知らせもあるようですね。
大江:はい、今日からTikTokも始めます。若者文化に溶け込めない僕ですが、いろんな面を見せたいですね。道を歩きながら歌ってるシーンとか、普段見せない一面を発信していきたいです。もう何でも動画を上げます(笑)。
さらに、僕のYouTubeチャンネルで北島先生との対談動画が公開されます。これはぜひ見ていただきたいと思います。なかなか(演歌歌謡界で)師弟対談ってないんですよ。新曲「あばよ さよなら」がこうやってできたよという話もしています。先生がYouTubeでじっくり語っておられるのは初めてのことだと思います。先生は神様のような方ですが、ぜひ普段のくだけたお二人を、あ、お二人じゃないですね、二人を見ていただきたいなと思っております。
Q:最後に、今後の意気込みをお願いします。
大江:15年間、北島先生のもとで育てていただき、もちろん今でも可愛がっていただいていますが、巣立ったからこそ、さらに頑張らなければいけないと強く感じています。これからは先生にどんどん恩返しをしたい。恩返しとは先生の名曲を歌い継ぐことです!! そして、36歳からの新たな「大江裕ワールド」を皆さんに味わっていただきたいです。
2026年5月13日発売
大江裕「あばよ さよなら/女の夜汽車」

「あばよ さよなら」
作詩/原譲二 作曲/原譲二 編曲/遠山敦
「女の夜汽車」
作詩/原譲二 作曲/原譲二 編曲/遠山敦
日本クラウン CRCN-8840 ¥1,550(税込)








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