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笛吹もも香、橘あきら、上野旬也

笛吹もも香・橘あきら、そしてデビュー50周年の上野旬也(元ロス・プリモス)が「みんかよ3人の歌仲間」ライブ。浅草の夜を彩る極上のムード歌謡

笛吹もも香、橘あきら、上野旬也の3人が4月23日夜、東京・台東区の浅草ビューホテル アネックス六区にて、「みんかよ音楽祭『みんかよ3人の歌仲間』」と銘打ったジョイントライブを開催した。

大勢のファンが詰めかけ熱気あふれる会場は、3人による森田公一とトップギャランの「青春時代」で華やかに幕を開けた。紅一点の笛吹が「浅草に来るだけで元気になるような気がしているのは、私だけでしょうか。今日は、皆さんと一緒に楽しみたいと思います」と笑顔で挨拶すると、新曲「後朝(きぬぎぬ)の雨」のカップリング曲「ふるさと笛吹ふたりづれ」や、石川さゆりのカバー「波止場しぐれ」を表情豊かに歌唱した。

笛吹もも香

笛吹もも香

続いて登場した橘は、「僕はムード歌謡という世界が好きで、演歌などもムード歌謡調に歌うのを一つのテーマにしています。メンバーがいないので(笑)、全部、自分でコーラスを入れまして、いろんな曲をムードコーラス調に残していきたいという気持ちで活動している橘あきらです」とユーモアを交えて自己紹介。オリジナルの新曲「愛玩物(おもちゃ)のバレリーナ」や、美空ひばりの「川の流れのように」のカバーを独自のムード歌謡テイストで披露した。

橘あきら

橘あきら

そして、ムードコーラスの伝説的グループ「ロス・プリモス」の2代目メインボーカルを務めた上野が登場。「私は、今年でデビュー50周年を迎えました」と挨拶すると、同グループの大ヒット曲「ラブユー東京」「たそがれの銀座」を貫禄たっぷりに歌い上げ、会場をムード満点の昭和の夜へと引き込んだ。

上野旬也

上野旬也

その後は3人揃ってのステージとなり、和田弘とマヒナスターズ&田代美代子の「愛して愛して愛しちゃったのよ」、敏いとうとハッピー&ブルーの「星降る街角」といったムードコーラスの超定番曲を息の合ったハーモニーで披露した。

ライブ後半には、3人それぞれの最新オリジナル曲から、笛吹が「後朝の雨」、橘が「シャララン・西麻布」、上野が「思い出のセンティア」を熱唱。ムード歌謡を中心に全18曲を歌い切り、観客を深く酔わせた。

笛吹もも香、橘あきら、上野旬也

MCでは、笛吹が「ムード歌謡っていいなと思いました」と感動を口にすると、上野が「『ラブユー東京』は60年前の曲ですが、古さを感じないんです」と語る。さらに上野は「昔、ダンスホールやキャバレーがいっぱいあった時代に、われわれは楽器も弾くのですが、今日はピアノがないので、立って歌いながら手をどうしようかと思いました(笑)。いつもはピアノを弾きながら歌うんですが、元々、ピアノが本職でして、歌はアルバイトです」と冗談を飛ばし、客席を大爆笑させた。橘も「今日は興奮のあまり…」と言葉を詰まらせるふりをして笑いを取り、終始アットホームな雰囲気が漂った。

エンディングは、3人で水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」を元気いっぱいに大合唱。手拍子と笑顔に包まれながら、浅草の夜を彩ったライブは大盛況のうちに幕を下ろした。