
浅草の檜舞台で昭和の名曲が甦った! 川神あい、桜井はやと、レイジュが初開催の「昭和歌謡フェスタ」で共演。手拍子に包まれた大合唱のフィナーレ
外国人観光客で賑わう浅草の新たな名所を舞台に、昭和歌謡の奥深い魅力が響き渡った。川神あい、桜井はやと、レイジュの実力派歌手3人が集結した「昭和歌謡フェスタ」が初開催。日本の伝統を感じさせる檜の舞台で、それぞれの最新曲と愛する昭和の名曲を歌い継ぎ、満員の観客を元気と笑顔を届けた。

センターに川神あいを挟んで、向かって左が桜井はやと、右がレイジュ。
東京・台東区の浅草ビューホテル アネックス六区内にある「ブロードウェイ六区」にて、4月23日、「みんかよ音楽祭/スバルプランニング プレゼンツ『昭和歌謡フェスタ』」が開催された。今回が記念すべき第1回となる本イベントの会場は、日本舞踊や能の舞台としても使用される本格的な檜の舞台。和の情緒あふれる贅沢な空間に、昭和歌謡の艶やかなメロディが響き渡った。



ライブは、レイジュの「大阪なみだ雨」、桜井の「てっぺん」、川神の「愛してルンバ」と、それぞれのオリジナル曲のリレーで華やかに幕を開けた。
盛大な拍手に迎えられると、代表して川神が「今日は、久しぶりに再会した桜井はやとさん、番組などで大変お世話になっているレイジュさんと3人で楽しく、お客さまに真心を込めて一生懸命歌わせていただきます」と挨拶。さらに「それぞれのファンの皆さまがお越しでいらっしゃいますが、同じ舞台の上で闘っております3人に、桜井はやとさんのファンの方も、レイジュさんのファンの方も川神を応援していただき、川神のファンの皆さまもレイジュさんとはやとさんを応援していただき、はやとさんのファンの皆さまも川神とレイジュさんにご声援いただければ…」とユーモアたっぷりに呼びかけると、会場は温かい笑いとアットホームな一体感に包まれた。



続く昭和の名曲カバーコーナーでは、3人がそれぞれ愛する楽曲を披露。台湾出身のレイジュが大津美子の「東京アンナ」や、同郷アーティストのヒット曲から欧陽菲菲の「雨の御堂筋」やテレサ・テンの「別れの予感」で情感豊かな歌声を聴かせると、桜井は城卓矢の「骨まで愛して」、河島英五の「酒と泪と男と女」、後にテイチクエンタテインメントの会長にも就任する飯田久彦が日本語詞版を歌って大ヒットさせた「ルイジアナ・ママ」を甘く力強く熱唱した。

また、着物に着替えた川神は島倉千代子の「東京だョおっ母さん」、村田英雄の「王将」、八代亜紀の「もう一度逢いたい」と演歌・歌謡曲の王道を堂々と歌い上げ、観客を深いノスタルジーへと誘った。



さらに後半の最新曲コーナーでは、それぞれの個性が光るオリジナル楽曲を披露した。
鹿児島の甲子園常連校 都城高等学校で野球部に所属し、甲子園出場も果たした桜井はやとは、歌手だけではなく俳優としても活躍。テイチクエンタテイメント移籍第一弾となる新曲「愛にたりない」とカップリング曲「人生の贈り歌」を熱唱した。



表題曲は都会の洗練されたメロディラインに乗せて、愛を求め彷徨う男の切なさを描いたラブバラードだ。彼の持ち味である甘く伸びやかで、どこか憂いを帯びた歌声が、楽曲の持つ哀愁を見事に表現している。オリコンの演歌・歌謡曲ランキングでは初登場9位を獲得し、この勢いを持続させたいと意気込んだ。



昨年、母国でのコンサートを大成功させたレイジュはデビュー15周年記念曲「サイナラあんた」とカップリング曲「レイジュのブルース」を披露。記念曲はもず唱平氏が作詞し、徳久広司氏が作曲を担当。壮大な海辺の夕景を思わせるようなスケール感のあるサウンドに、別れを決意した女性の情念と未練を絡ませたドラマチックな一曲。彼女の表現力の深さと、高音の抜けの良さが際立つ名曲だ。

なお、レイジュは6月26日に公開される日台合作映画「SINSIN AND THE MOUSE(シンシン アンドザ マウス)」にて劇中歌「時空の手紙」を担当。「ぜひ、映画館に足を運んでください」と呼びかけていた。



1987年、“木村極希”として「恋知りざかり」でメジャーデビューを果たした川神あいは、自身で作詞・作曲を手掛けた「お前の涙は俺がふく」とカップリング曲「ひとひらの恋」を歌い上げた。

表題曲は昭和のムード歌謡の色香を色濃く残しつつ、大人の男の不器用な優しさと包容力をストレートに描いた傑作であり、川神の芯の太い説得力あるボーカルが聴く者の胸を強く打った。


エンディングでは、3人が再びステージに集結。桜井が「今日は、皆さまのハートフルな笑顔をいただきまして感無量です」と語り、レイジュは「こんなに大勢の方に来ていただけて感謝感激です。また、川神先輩とはやとさんの歌声を聴いて、私も勉強になりました。これからも一緒に勉強したいと思います」と充実の表情を見せた。川神は「浅草でのステージは久しぶりですが、今日はお客さまが素晴らしく、メンバーにも恵まれて本当にありがとうございました。川神あいという名前に変えまして、来年で40年になります。こうして長く歌を続けてこられるのも支えてくださるお客さまのお陰です」と深く感謝の意を述べた。

フィナーレは、森田公一とトップギャランの「青春時代」を3人で大合唱。観客の大きな手拍子と歓声が飛び交う中、リズムに合わせて満面の笑みでステージを舞う3人の姿に、会場も盛り上がる。音楽への愛と笑顔に満ちた第1回「昭和歌謡フェスタ」は、浅草の街に心地よい昭和の余韻を残し、鳴り止まない手拍子とともに華やかに締めくくられた。
今後のコンサート・イベント開催予定
【川神あい】
5月10日(日):新曲発売記念プレミアムディナーショー(茨城・土浦市 ローブ)
【桜井はやと】
6月21日(日):バースデーライブ(東京・六本木 ライブレストラン六本木 BIRDLAND)
【レイジュ】
5月31日(日):「大宮台湾ナイト vol・1」(埼玉・さいたま市 清水園)
7月12日(日):「台湾の歌姫 まほろばLive」(東京・下北沢 まほろば)
6月26日公開の日台合作映画「SINSIN AND THE MOUSE」にて劇中歌「時空の手紙」を担当。


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