
“傘寿の挑み” 新田晃也が新曲「昭和最後の歌うたい」の発売を記念し、コンサートを開催。85歳までの現役続行を宣言!
新田晃也が6月14日、東京・練馬区の練馬区立文化センターで新曲「昭和最後の歌うたい」の発売を記念したコンサートを開催した。傘寿を祝うコンサートでもあり、副題に「傘寿の挑み」と名づけられ、80歳とは思えない歌声でファンを感動させた。

写真:石塚康之
1944年3月8日、福島県伊達市に生まれた新田晃也。作詞家・阿久悠氏が作詞・企画・構成・語りを行った1976年のアルバム『阿久悠の我が心の港町』に“上村次郎”として参加し、全曲に渡って「歌」を担当。レコードデビューを果たした。2020年には歌手活動55周年記念曲第1弾として新録音した代表曲「越中衆」、2021年には第2弾「雨の宿」をリリースし、今年6月11日には傘寿記念として「昭和最後の歌うたい」を発売した。
新曲は長年曲作りを共にしている作詞家・石原信一氏との共作で、“弾き語り時代”のエピソードを織り交ぜながら歌う人生ソングとなっている。

写真撮影:石塚康之

写真撮影:石塚康之
「これが最後のコンサートになるかもしれません。しっかり目に焼き付けてください」
冒頭から笑いを誘って始まった「新田晃也 新曲新曲発売コンサート~傘寿の挑み~」では、新曲はもちろん、故郷・福島県伊達郡霊山町(りょうぜんまち)の祭り太鼓をテーマにした「霊山太鼓」、歌手活動55周年記念曲などを披露し、アンコールではファンからのリクエストがもっとも多いカバー曲「イヨマンテの夜」を熱唱した。

民謡界の重鎮、原田直之もゲストとして登場し、新田の傘寿を祝った。写真撮影:石塚康之

司会を務めた宮本隆治は、80歳となってもなおパワフルに歌う新田晃也に驚いていた。写真撮影:石塚康之
コンサートでは宮本隆治(元NHKアナウンサー)が司会を務め、民謡界の重鎮、原田直之が友情出演して華を添えた。
新田の歌声には司会の宮本が「もとてもお年とは思えません」と驚いていたが、全19曲を熱唱すると、新田は集まったファンから万雷の拍手を浴びた。

写真撮影:石塚康之

写真撮影:石塚康之
「85まだは現役で頑張りたい。熱い応援よろしくお願いします」
衰えを知らない新田は、6月30日には故郷の「伊達市ふるMDDホール」でコンサートを開催し、9月16日には群馬・藤岡市の「みかぼみらい館 小ホール」にて「新田晃也 傘寿記念ライブイン藤岡」を、12月には埼玉県入間市でディナーショーを行う予定だ。
2024年6月11日発売
「昭和最後の歌うたい」

「昭和最後の歌うたい」
作詞/石原信一 作曲/新田晃也 編曲/猪股義周
c/w「霊山太鼓」
作詞・作曲/新田晃也 編曲/猪股義周
〈ボーナストラック〉
「心の夜汽車」
作詞/石原信一 作曲/新田晃也 編曲/川村栄二
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91574 ¥1,500(税込)