5周年! 辰年! 年男! 青山新が田無神社の五龍神に護られ、新曲「女がつらい」のヒットを決意。舞殿では歌唱奉納
青山新が2月20日、東京・西東京市の田無神社で新曲「女がつらい」のヒットを祈願。同神社に祀られる五龍神にエネルギーを授かると、年末のNHK紅白歌合戦への初出場はもちろんだが、「まずはこの曲をヒットさせて飛躍したい」と前を見据えていた。また舞殿では新曲を歌唱奉納した。
2020年にテイチクエンタテインメント創立85周年・芸映創立60周年記念アーティストとしてデビューした青山は今年デビュー5周年を迎えているが、5月30日には24歳となる年男でもあり、辰年の今年は青山にとって縁起がいい。
そんな節目の年にデビュー5周年記念・テイチク90周年記念作品として2月21日に発売される新曲「女がつらい」は、前作「女のはじまり」に続く女唄。作詞は麻こよみ氏。作曲は恩師・水森英夫氏。4行詩のブルース演歌となっており、別れてしまった7歳年下の男性との思いが断ちきれず、全国の酒場を探し求める女性の心情を青山がストレートに歌い飛ばしている。
「僕より7歳年下の異性となると10代になりますし、そういう経験がないので想像するしかないのですが、主人公の女性の年齢は僕ぐらいかな。表現者として主人公の気持ちに寄り添うように歌っています。でも、僕のファンはもうちょっと年齢は高いかも(笑)。女性に年齢は関係ありません!」
5周年! 辰年! 年男!に相応しい場所として、金龍神、青龍神、赤龍神、白龍神、黒龍神の五龍神が祀られる都内屈指のパワースポット 田無神社を訪れ、本殿でヒットを祈願した青山新。舞殿ではファンや一般参拝者が見守るなか新曲も披露し歌唱奉納した。
「こうした舞台で歌うのは初めてなので、いつもとは違う緊張感がありました。この神社でいただいたパワーもあって、特別な『女がつらい』を歌うことができました。昨日はお天気が心配でしたが、今朝起きてみると快晴。運も味方してくれました。年男、デビュー5周年、辰年ということで、今まで以上に力が入っています」
青山は新曲に向き合う姿勢として、たくさんの女唄を聴いたという。
「女唄シリーズの第2弾になりますが、『青山新と言えば女唄だね』『やっぱりブルースだね』と言ってもらえるようになりたいですね。諸先輩方が残された女唄やブルースの名曲をたくさん聴きました。森進一さんの『女のためいき』や『花と蝶』、同じレコード会社の大先輩でもある前川清さんの『噂の女』などを聴かせていただき、新たな発見もありました」
いい意味で「歌唱方法も盗ませていただきました」と話す青山は、「この歌と一緒に成長したい」と明かす。
「前作『女のはじまり』もそうですが、発売時と今とでは今のほうが表現ができていると思うので、新曲も時間かけて自分のものにしたい。この歌と一緒に成長していきたいと思います。そして、北から南まで旅をする『女がつらい』の主人公のように、僕も全国に足を運んで生歌を届けたい」
4月7日には都内・日本橋三井ホールで「デビュー5周年 青山新コンサート2024」の開催も決まっている。
「ワンマンコンサートとしては5回目となりますが、今回は少し我がままを言わせていただて、『こういう曲を歌わせてください』とお願いしました。これぞ青山新! と言ってもらえるような歌を直球勝負でお届けできるコンサートにしたいと思います」
大きな目標を掲げるのではなく、目の前にあることに全力投球することで結果として夢が実現すると話す青山に頭上には、龍神雲が現れていた。幸運を呼ぶと言われる龍神雲が青山新の新しい門出を祝福していた。