「地元に帰ってきたでぇ」。辰巳ゆうとが「心機一転」の新装盤発売を記念し地元に凱旋。「ずっと夢見てきた日」と感激し、新たな夢へ。
辰巳ゆうとが5月28日、大阪・八尾市のショッピングモール「アリオ八尾」で、「心機一転」新装盤発売記念地元凱旋イベントを開いた。
デビュー6年目の辰巳は1月4日に第6弾シングル「心機一転」のタイプA・B・Cの3タイプを発売し、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキング(1月16日付)で通算9回目の第1位を獲得。第2弾シングル「おとこの純情」から5作連続でトップ10入りを果たしていた。
この日は、「心機一転」の新装盤、タイプD・E・Fの3タイプが5月24日に発売されたのを記念して行ったオープンスペースでのイベントで、その場所は、辰巳が生まれ育った大阪・藤井寺市の隣町に位置する商業施設だった。
同店で、幼少期から事務所の先輩・水森かおりや同じレコード会社の先輩・山内惠介らのイベントを見学してきたそうで、自身のイベントとしては、今回がデビュー以来初めて。また、コロナ禍の影響で、大阪府内でのオープンスペースでの発売イベントは、2019年3月29日に行って以来、約4年ぶりだった。
昨年9月に藤井寺市のアンバサダーに就任した辰巳の凱旋イベントは2回行われ、約1000人の地元ファンらが詰めかけた。
客席から「お帰り~!」という熱い声援が飛び交う中、1曲目に2018年1月17日発売のデビュー曲「下町純情」を歌った辰巳は、「いやぁ、懐かしい! ここでいろんな歌手の方のステージを見てきたので、初めてここで歌わせていただいて感慨深いですし、地元の皆さんの愛をたくさん感じさせていただいて感激です」と喜びいっぱいだった。
続いて辰巳は、大阪を舞台にした作品から第3弾シングル「センチメンタル・ハート/男のしぐれ」(両A面シングル/Cタイプ)のカップリング曲「浪花の花形」、第2弾アルバム『辰巳ゆうとセカンド~雪月花~』に収録された「なにわ月」、第6弾シングル「心機一転」(Bタイプ)のカップリング曲「大阪夢あかり」をメドレーで届けた。
そして、今月24日発売の新装盤「心機一転」(Eタイプ)のカップリング曲「ふたりは翼」と最新曲「心機一転」の全4曲を、全方位から見守るファンに手を振りながら熱唱した。
その後行われたCD購入者を対象にした特典会で、辰巳は購入者一人ひとりに同CD収納ボックスを手渡していた。
「デビューした当初からずっと夢見てきた日が今日だったので、その夢が叶ってうれしい気持ちと、こうして八尾で歌わせていただいて、さらにまた新たな夢が広がる時間だったので、地元の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。このアリオ八尾は、中学、高校時代の思い出がたくさん詰まった場所でして、ずっと演歌歌手を夢見て過ごしてきた中で、自分の原点がここにあります」
目を輝かせながら話す辰巳は、「心機一転、演歌歌手がやっていないことを僕はやりたいという気持ちが強いので、ミュージカルにもチャレンジしたい。演歌だけではなく、いろんな音楽のジャンルにも挑戦していきたい」と力強く決意を語っていた。
辰巳はこのあと、5月5日から同14日までは大阪・新歌舞伎座で上演された松平健&桂米團治出演の舞台公演「五月薫風特別公演」に、続いて6月21日から同26日まで愛知・御園座の「御園座六月公演」に出演する。また6月17日には東京・ティアラこうとう、7月15日には東京・町田市民ホールでそれぞれコンサートを開催する予定だ。
さらに8月19日には、北海道・室ガス文化センター(室蘭市文化センター)で爆笑喜劇と歌謡ショーの豪華2本立てによる「辰巳ゆうと一座 特別公演」を開催する。演歌第7世代のトップシンガーとしての呼び声が高い辰巳の成長が益々楽しみになっている。
2023年5月24日発売
辰巳ゆうと「心機一転」新装盤
(D・E・Fタイプ)
Dタイプ
Eタイプ
Fタイプ