岩本公水が新曲「浮草の舟」カラオケコンテストを開催。全国から400人が応募。和田晴可さんが優勝
岩本公水が4月22日、東京・文京区のキング関口台スタジオで新曲「浮草の舟」のCD購入者を対象にした「岩本公水『浮草の舟』カラオケコンテスト」を開催した。
全国から約400人の応募があり、その中から第一次テープ審査を通過した全22組がこの日のコンテストに出場した。
「浮草の舟」の作詩を担当した岸本健介氏、カラオケ雑誌「カラオケファン」の小野編集長、キングレコードの渡邉ディレクターが審査委員となったコンテストは、宮崎県や、岩本の故郷・秋田県からも参加者がおり、「浮草の舟」を課題曲にした歌自慢たちがそれぞれの個性を発揮しながら競い合った。
その結果、優勝の栄冠は和田晴可さんの頭上に輝いた。また、準優勝は佐藤ひとみさん、歌唱賞は藤中まゆみさん、特別賞は川田恵美子さんが決まった。
審査発表前には岩本公水本人によるミニライブが行われ、「皆さんが緊張されているのがよくわかりました。私もカラオケ大会に出たとき、緊張したのを覚えています。」とあいさつ。
「うちのお父さんも実はこのコンテストに応募してたんです。そしてなんと3曲もいっぺんに提出応募していました」と告白すると、「所属のキングさんに頼んで2曲目を聴いてもらってくんないか」と言われ、「私の父親だとばれるからダメだよ」と断ったエピソードを披露、会場を笑わせた。
「残念ながらお父さんは落選しましたが、本当に自由なんです」と、笑いながら話す父親思いの岩本だった。
なお、審査委員長の岸本健介氏はカラオケコンテストについて、「胸が熱くなりました。皆さんが歌ってくれて、この曲もよりいい曲だなあと、あらためて感じました」とコメント。優勝した和田さんは「信じられません、優勝できてとてもうれしいです」と大感激していた。そんな和田さんに岩本は「声もよく出ていてすごくよかったです。私も聴かせていただきながら一番いいなと思っていました」と話していた。