野上こうじがみず来明姫とジョイントライブ。急きょ、司洋人も参加し、最新シングル「天神橋」を2人で披露

デビュー40周年を迎えた実力派歌手・野上こうじと、彼と同じ事務所「株式会社朝月」の後輩歌手で、デビュー12年目を迎えるみず来明姫（みずき・あき）が4月16日、東京・港区のライブレストラン青山で「野上こうじ＆みず来明姫 花見会」と銘打ったジョイントライブを開いた。

野上とみず来は、今年で4年目を数えるYouTube番組「ブラックコーヒー＆みるく」で毎週共演しているが、ステージでは2人でジョイントするのは初めてだそうで、「今日のイベントは『花見会』となっていますが、花見の季節にファンの皆さんと楽しいひとときを過ごしたいと思いまして、同じ事務所のみず来明姫さんを誘ってジョイントすることになりました」と野上。

デビュー40周年を迎えた野上こうじ。「アカシアの咲く街札幌」「薄野物語」などを披露していく。

音楽大学でクラシックを学んだみず来明姫。新曲「烈華～のうぜんかずら～」が好評だ。

会場は、熱烈なファンが続々と詰めかけ満席となり、芸能リポーター・石川敏男氏の乾杯で盛り上がる中、野上が「アカシアの咲く街札幌」「薄野物語」、カバー曲「星降る街角」、みず来が「さよならの季節」「哀しいTOKYO」、カバー曲「うさぎ」など全13曲を歌唱。

野上こうじwith司洋人として「天神橋」を披露する2人。同曲は野上が2018年10月にリリースした「白いストレリチア」のカップリング曲として収録されたが、のちにシングルカットされた。

その中で野上が最新シングル「天神橋」（野上こうじ with 司洋人）を歌うと、仕事先から駆けつけた司洋人が急きょ参加し、2人ともサングラス姿でアクション映画を彷彿させる振りを交えながら熱唱した。

また、最新曲「烈華～のうぜんかずら～」を披露したみず来は、武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業というクラシックも学んだ歌謡歌手で、「毎回、YouTubeの番組に野上さんと司さんの3人で出演させていただいていまして、お互いに刺激し合い、モチベーションを高め合っているのですが、『歌謡最前線』（テレビ埼玉、千葉テレビ、岐阜放送などで放送）というテレビ番組でも3人で司会を務めさせていただいていますので、いつも3人は一緒。大先輩の野上さんが、みんなでという仲間意識がすごく高い方なので、私はいつも引っ張っていただきながら助けられています」と笑顔を見せた。

左から野上こうじ、みず来明姫、司洋人。3人は千葉テレビ『歌謡最前線』や、YouTube番組『ブラックコーヒー＆みるく』で共演する仲の良さ。

現在、野上の「天神橋」が絶好調で、「実は、新曲といってももう2年前（2021年5月19日発売）に発売した曲なのですが、まわりの方々が『これはいい曲だから頑張れ！』と言ってくださいますし、僕も『これは、絶対ヒットする！』と確信していますので、あえて新曲を出さずに、この曲に勝負をかけて頑張っています。歌手は、皆さんがいい曲だと言ってくださる作品を歌うのが一番ですから･･･。何もかも忘れて楽しく一緒に踊って、歌ってもらえたらうれしいですね。この曲を一人でも多くの方に聴いていただき、年末までに全国制覇を目指したい」と意気込んでいた。

そして、みず来も「私の新曲『烈華～のうぜんかずら～』はコロナ禍で皆さんに高い評価をいただいていますので、頑張ってヒットさせたいですね。それに私は一昨年、足を怪我したので、元気になった姿も皆さんにお見せしたい」と話していた。