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寺西優真

寺西優真がコットンクラブでデビュー5周年記念ライブ。初心に戻って歌唱。長谷直美やさとう珠緒らが祝福。

歌手・俳優・漫画家としての顔を持つ寺西優真が3月30日、東京・丸の内のライブレストラン「コットンクラブ」でデビュー5周年記念ライブを開催。熱心なファンの前で、歌手5年目をスタートさせた。またそんな寺西を祝福したいと、“役者としての母”でもある長谷直美をはじめ多彩なゲストが華を添えた。

寺西優真

1994年1月3日生まれ。身長183センチという恵まれた体格を持つ寺西は2017年、東京ボーイズコレクションで応募総数18,564名の中から3位に輝き芸能界入り。2018年2月、作曲家・大河内航太が音楽プロデュースを務めたバラード「ムスカリ~MUSUKARI~」で歌手デビュー。東京ボーイズコレクションのイベントが行われた日本武道館がデビューの舞台となった。

寺西優真

TVドラマ『彼が僕に恋した理由 SEASON 2』の主題歌「オレンジ」で登場した寺西は、ファンに「5周年記念ライブを、素敵なコットンクラブで開催できてとてもうれしく思っています」と呼びかけた。

「ちょうど5年前の今頃、『ムスカリ~MUSUKARI~』という歌で、日本武道館でデビューさせていただきました。今年は歌手として5年目をスタートさせていただきます」

寺西優真

昨年の主演映画『人生いろいろ』の主題歌で、北山たけしがフィーチャリングした「月曜日、けやきの下で」、今年公開予定の映画『SPELL~呪われたら、終わり~』の主題歌「君を愛するだけ」などを聴かせていく寺西。「君を愛するだけ」はこのライブが初披露の場となった。

ライブには多くのゲストが祝福に駆けつけた。

芸能生活50周年を迎え、寺西は「僕の(俳優)デビュー時からずっとお母さん役をしてくれていて、もう家族のようです」と紹介した長谷直美、7月からBSフジでドラマ化される『アイドルだった俺が、配達員になった。』で共演するさとう珠緒、「君を愛するだけ」の作曲家・マシコタツロウ氏のほか、松平直子(元ペドロ&カプリシャスの3代目ヴォーカリスト)や、72歳となってもまったく歌声が衰えないジョニー徳田もステージに上がり、歌で寺西の記念ライブを盛り上げた。

長谷直美

寺西とは家族同然の付き合いだという長谷直美。芸能活動50周年だというベテランの長谷は、寺西から5周年のアドバイスを問われ、「50周年まで頑張ってね、ぐらいしかないよ」と照れていた。歌手でもある長谷は2018年にリリースした「欲望のダンス」などを披露した。

寺西優真、さとう珠緒

7月から放送される連ドラ『アイドルだった俺が、配達員になった。』で、寺西演じる主人公の母親役を務めるさとう珠緒。デビュー35周年のさとうには寺西から花束が贈られた。また寺西からのリクエストで、2人で“プンプンポーズ”を披露し、観客を楽しませた。さとうは5周年の寺西に「無理をしないこと」が芸能活動の秘訣だとアドバイスした。

寺西優真、マシコタツロウ

一青窈の「ハナミズキ」など数々のヒット曲を手がけてきたマシコタツロウ氏。寺西優真の作品では「月曜日、けやきの下で」「君を愛するだけ」に参加。寺西が「前回のレコーディングの時は『ゆうまくん、いい声しているね』って言ってくれたのに、今回の『君を愛するだけ』の時は言ってくれなかった」と抗議(!?)する一幕も。

松平直子

松平直子は「ジョニィへの伝言」「五番街のマリーへ」「別れの朝」など、ペドロ&カプリシャス時代の名曲メドレーなどを届けた。寺西から5周年のアドバイスを聞かれ、「健康が第一」と答えていた。

歌手・寺西には心に残る歌があった。尾崎豊の「I LOVE YOU」だ。

歌手を目指して長崎県から上京した寺西は、所属事務所社長に「歌手になりたい」と直訴したという。

「断られるかなと思ったんですが、『なんか歌ってみなよ』と言われ、そこで歌ったのが『I LOVE YOU』でした。そうしたら『まあ、いいんじゃない。やっていけるんじゃない』って(笑)。そこからトントン拍子でした」

「あの時のことを思い出しながら歌います」と、「I LOVE YOU」をカバーした寺西は、初心に戻っていた。

寺西優真

「4年前、社長からひとりの作曲家の先生を紹介されました。それがヒットメーカーの大河内航太さんでした。『歌手として何年経っても色褪せない、素敵なバラードを書いてあげてほしい。そしてそれをデビュー曲にするから』と、社長から大河内さんにお願いしていただきました。その歌は、映画『17歳のシンデレラ』の主題歌になり、(2018年の)日本歌手協会の新人賞を受賞させていただきました。僕にとって決して忘れることができない、“歌手・寺西優真”を誕生させてくれた歌でした。ムスカリは花の名前です。花言葉は『報われない愛・失望』だそうです。人間、悲しい時はあります。でも、この歌を聴いて、また新しい自分へ生まれ変わってね、という思いを込めて歌っています。5年目に突入しますが、初心に戻ってこのデビュー曲を歌わせていただきたいと思います。『ムスカリ~MUSUKARI~』。聴いてください」

寺西優真

歌い終わってステージを降りた寺西にはアンコールの声がかかった。寺西を呼ぶ拍手の渦は大きなうねりとなっていた。だが、寺西は現れなかった。この日、最後に歌う作品として『ムスカリ~MUSUKARI~』以上の歌はなかったからだ。寺西の5年目が始まっていた。

なお、寺西の今後のスケジュールだが、4月21日からは主演映画『占いゲーム』が全国松竹系で公開される。寺西は4月22日にMOVIX堺、4月23日にMOVIX三好、4月25日にMOVIX亀有の劇場で舞台挨拶に立つ(舞台挨拶の詳細は『占いゲーム』公式サイトでご確認ください)。

同映画は作家・寺西一浩氏の小説『占いゲーム』を、原作者自らが監督し映画化したサスペンス。自殺した男の悪霊退治のために館に招かれた9人の占い師たちと、彼らへの復讐をもくろみ、指令室のモニターで監視する寺西演じる早乙女アキラの対決を描く。そして、主演の寺西が主題歌「嘘と地図」を担当している。

共演は元AKB48の太田奈緒、北乃颯希、日向野祥、八木優希、久田莉子らが名を連ねている。

 


寺西優真

あらすじ
9人の占い師が「この館の悪霊を退治したら1億円」と書かれた広告を目にして館に集まり、自殺した男の除霊に取り掛かる。その様子をモニター越しに監視する早乙女アキラ(寺西優真)という男は自殺した男の息子で、集まった占い師たちは彼の父親をだまして自殺に追い込んだ結婚詐欺師たちだった。占い師たちは、悪霊を退治できるというすごろくゲームをすることに。

それは、彼らをおもちゃにするような罰ゲームであり、アキラが考えた“占いゲーム”だった……。

寺西優真主演 映画『占いゲーム』公式サイト
https://uranaigame.com/

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