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田川寿美

田川寿美が7月6日に大人のラブストーリーを描く新曲「白秋」を発売へ。「イントロが斬新! 自分の歌に出合えた」

1992年に「女…ひとり旅」でデビューし、今年31年目を迎えた田川寿美が5月11日、最新曲「雨あがり」のヒット御礼詣で行った花園神社(東京・新宿区)で、新曲「白秋」を7月6日に発売することを明かした。

ヒット御礼詣でを終えた田川はこの30年を振り返りつつ、まずは今後もチャレンジして行きたいと抱負を語った。

「ずいぶんと時代が変わりました。音楽の形態も変わって戸惑いもありますが、変化を感じながら新しい形を生み出してくださった先輩方のおかげで今の歌謡界があると思います。この変化を新しいチャレンジとして、演歌も進化していったらいいなと思っているんですね。日本を築いてくださったシニア世代から得ることはたくさんあります。ただ、そこにこびるのではなく、新しいものを追いかけ、築いていく役割が、(中堅である)私たち40代にあると思いますし、それができる経験値があると思いたい。そういう思いで、今後も一曲一曲、チャレンジしていきたいと思います」

田川寿美

花園神社で最新曲「雨あがり」のヒット御礼詣でを行った田川寿美。「心に風が吹いてきた気分」と話しつつ、「演歌に進化を。今後もチャレンジしたい」と抱負を語った。

そのチャレンジの第一弾とも言える作品が7月6日に発売される田川の新曲「白秋」だという。作詞はさいとう大三氏、作曲は幸耕平氏。「心化粧」や「楓」など田川の近年のヒット曲を担当した二人が作品を手がけた。

編曲は平原綾香の「ジュビター」や、德永英明の「VOCALIST」シリーズ3部作などをアレンジした坂本昌之氏が担当。イントロからインパクトのある作品となっているという。

「演歌の歌い手は、その多くは自分で作詞作曲するわけではなく、いただいた作品がどんな作品でも表現して伝えていくという立場です。そういう意味では、今までも素敵な作品をいただいてきましたが、今までの作品にはなかったような、新しい演歌を感じる作品です。イントロが斬新です。昭和の曲って、イントロを聴いただけでハッと、ドキっとすることがありましたよね。たとえば『異邦人』とか。イントロからインパクある作品に出合ったとワクワクしています。

タイトルは『白秋』と言います。人生半ばを過ぎて本来の自分に気づいた主人公が、真実の愛に出会う大人のラブストーリーです。40~50代の、いろいろな出会いや経験をしてきたからこそ実感できる詩の内容になっています。曲をいただいた時に、借り物ではなく、寸法がぴったりな自分の洋服を着ている感じだなと思いました。等身大。自分の歌だなって思えました」

デビューして満30周年。田川寿美の新しいチャレンジとなる新曲「白秋」がどんな作品に仕上がってくるのかを楽しみに待ちたい。

2022年7月6日発売
そして二人、恋がはじまる
田川寿美「白秋」

「白秋」
作詞/さいとう大三 作曲/幸耕平 編曲/坂本昌之
c/w「ふたりの花」
作詞/さいとう大三 作曲/幸耕平 編曲/南郷達也
日本コロムビア COCA-18023 ¥1,350(税込)

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