桜色のイメージビジュアルが印象的。氷川きよしが新装盤「群青の弦(いと)」を発売へ。c/wにオリジナルシャンソンや、名曲カバー「歌は我が命」など。
氷川きよしが6月14日、新曲「群青の弦(いと)」の新タイプを発売することが発表された。また発売に先駆け、桜色をイメージしたニュービジュアルも公開された。
「群青の弦」は氷川の39作目のシングルとして今年2月1日に発売され、発売直後のオリコン週間シングルランキング(2/14付)で、12年5カ月ぶりの1位を記録した。氷川の演歌の真髄ともいえる作品となっており、「春の海」を作曲した盲目の箏曲師・宮城道雄さんを題材にした楽曲となっている。原文彦氏が作詞し、岡千秋氏が作曲を手がけた。また編曲は故・丸山雅仁氏の手によるもので、丸山氏の遺作となっている。
「6月14日に新曲『群青の弦』のDEFタイプを発売させていただきます。おかげさまでとても好評をいただいていて、本当にうれしい限りです。ありがとうございます」(氷川)
「群青の弦」の新タイプは3種類が発売される。既発のAタイプ、Bタイプ、Cタイプとはカップリング曲とジャケット写真が異なり、Dタイプには2021年末に第72回NHK紅白歌合戦で、氷川が歌唱した美空ひばりの「歌は我が命」のカバーがカップリング曲として収録される。今年いっぱいで無期限休養に入る氷川が歌う「歌は我が命」は何度聴いても引き込まれる。
「歌い手として自分自身と重なる部分があったり、思い入れがある作品なので、その曲を昨年の紅白歌合戦で歌わせてもらえたというのは本当に忘れられない思い出となりました。この曲をさらに多くの皆さんにお聴きいただければと思います」(氷川)
Eタイプのカップリング曲には“あなたは私が 愛した最後のひと”という歌詞で始まる「恋と薔薇の日々」。書き下ろしのオリジナルのシャンソンだ。
「シャンソンというのは恋愛・結ばれない恋の歌というイメージで、そんな女心を表現させてもらいました」(氷川)
そしてFタイプのカップリング曲は「カモメの純情」。軽快なリズム演歌で、氷川も「すごく勢いがあって、“演歌っていいな”と思える一曲」と太鼓判を押している。作詞は氷川作品では「ダイヤモンド富士」や「紀州恋旅情」「近江街道」などを手がけた保岡直樹氏、作曲はこちらも氷川作品を多く手がけている桧原さとし氏が担当した。
なお、発売に先駆けて解禁されたビジュアルは、「群青の弦」の題材となっている宮城道雄さんの楽曲「春の海」からイメージされた桜色のオーガンジーをバックに、白い着物姿で凛とした表情を見せる氷川がポーズをとっるビジュアルとなっている。
氷川コメントコメント全文
いつも氷川きよしの歌を聴いてくださり本当にありがとうございます。
6月14日(火)に新曲「群青の弦(いと)」のDEFタイプを発売させていただきます。おかげさまでとても好評をいただいていて、本当にうれしい限りです。ありがとうございます。
ABCタイプはタイトルから群青の色でイメージを作らせてもらいましたが、DEFタイプは「春の海」から桜のきれいな色を表現させていただきました。信頼しているカメラマンの下村一喜先生にとても素敵な世界観に撮影していただきました。
そして今回のカップリング曲ですが、Dタイプは昨年のNHK紅白歌合戦でカバーさせていただきました「歌は我が命」。美空ひばりさんが1976年に発表された作品です。歌い手として自分自身と重なる部分があったり、思い入れがある作品なので、その曲を昨年の紅白歌合戦で歌わせてもらえたというのは本当に忘れられない思い出となりました。この曲をさらに多くの皆さんにお聴きいただければと思います。
Eタイプはシャンソンのオリジナル曲「恋と薔薇の日々」となっています。シャンソンといのは恋愛・結ばれない恋の歌というイメージで、そんな女心を表現させてもらいました。
Fタイプは若い青年を描いた「カモメの純情」。すごく勢いがあって、「演歌っていいな」と思える一曲となっています。
ぜひ多くの皆様にお聴きいただきたい作品になっています。氷川きよし「群青の弦」、どうぞ応援のほど、宜しくお願い致します。