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晏愁李(アン・シュウリ)が大病を克服し、3年3カ月ぶりに復帰。「心臓がパクパク。でも、春が来ました!」
日本デビューして今年で29年目を迎える韓国人歌手・晏愁李(アン・シュウリ)が3月13日、3年3カ月ぶりに歌手活動を再開し、東京・赤坂のマリーグラン赤坂で「晏愁李“春が来た!”」と題した快気祝いライブを開いた。
晏愁李は、頸椎の病気で約3年にわたって入退院を繰り返し、一時は、復帰が危ぶまれたが、歌への意欲を燃やしながら懸命に病気と向き合い、見事、大病を克服。休業前と変わらぬほどの健康を取り戻し、ファンの前に元気な姿を見せた。
そんな彼女を待っていた約100人の熱烈なファンが詰めかける中、韓国の民族衣装、チマチョゴリを着て登場した晏愁李(アン・シュウリ)は、オープニング曲として細川たかしの「北酒場」を披露すると、「久しぶりなので緊張しました」と話した。
「3年ぶり(のステージ)です。3年ぶりに皆さまの顔を見たらあまりにうれしくて、いま心臓がパクパクしています。3年間、本当にお待たせしてすみませんでした。最後まで頑張りますので、皆さま、どうぞよろしくお願いいたします」
晏愁李は、出身地・韓国のヒット曲から「釜山港へ帰れ」「鳥打鈴(セタリョン)」、オリジナル曲から「男の漁場」「今夜はあなたを帰さない」「愛は腕の中」「天命(いのち)」などを元気いっぱいに全18曲熱唱してみせた。
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晏愁李(アン・シュウリ)はゲスト歌手として、快気祝いに駆けつけてくれた宮内ひろしと「めぐり逢い札幌」をデュエット。
途中、晏愁李(アン・シュウリ)はゲスト歌手・宮内ひろしと「めぐり逢い札幌」をデュエットした。その宮内は、リードボーカルを務める鶴岡雅義と東京ロマンチカのヒット曲から「小樽のひとよ」「君は心の妻だから」などを届け、マジシャン・花島けい子が華麗なマジックショーでステージを盛り上げた。
最後は「関東一本〆」をパワフルに歌い上げた晏愁李(アン・シュウリ)。「これからは体を壊さないように気をつけます。心配かけてごめんなさい」とファンに呼びかけた。
「愁李は今日、生まれ変わったつもりでこの舞台に立ちました。最初は興奮してどうなるかと思っていましたが、なんとか最後まで歌えてほっとしています。やっと晏愁李にも春が来ました。いままで心は子どもでしたが、これからは大人になって頑張りたい。皆さま、生まれ変わった晏愁李の応援よろしくお願いいたします」
そして、現在、新曲を制作中だそうで、「これからは健康に気をつけて、大好きな歌を一生懸命歌っていきたい」と目を輝かせていた。