辰巳ゆうと

辰巳ゆうとが新曲「雪月花」のヒット祈願。殺陣を披露し、M1グランプリ優勝の錦鯉にあやかり、諦めない気持ちで歌手の道を行く!

辰巳ゆうとが1月13日、“芸能の神様”として知られる花園神社(東京・新宿区)で、新曲「雪月花」のヒット祈願を行った。1月5日にリリースされた同曲は、辰巳のデビュー5周年記念曲。幕末に活躍した新選組の一番隊組長で、20代の若さでこの世を去った沖田総司をモチーフにした作品で、1月17日付のオリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで第1位を獲得。オリコン週間シングルランキングでは自己最高位の第3位となった。

「新曲『雪月花』はスケールの大きい迫力ある作品です。歌う時は、毎回、自分が持っているすべてのパワー使わないと歌いきれない一曲です。オリコンのランキングでも素晴らしい結果をいただけましたが、日頃から応援してくださっている皆様からのプレゼントですね。歌を通じて恩返ししたいですし、僕の代表曲にしていきたいと思います」

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花園神社でのヒット祈願を前に、近藤勇・土方歳三墓所・新選組隊士慰霊碑を訪れた辰巳ゆうと。

辰巳ゆうと

辰巳は参拝の前、東京・北区の板橋駅前にある「近藤勇・土方歳三墓所・新選組隊士慰霊碑」を訪れ、「今日はヒット祈願をさせていただいて、『雪月花』をたくさんの方に聴いてもらえるように頑張ってきます」と報告。2人から勇気をもらって来たという。

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拝殿で祈祷を受けた辰巳は、コロナ禍で歌手活動が制限を受けたものの、空いた時間を使って何かマスターしたいと、殺陣に取り組んできた。新曲の衣裳に身を包み、境内で殺陣を披露した辰巳は、今年は全国へ出向き、「雪月花」を生歌で届けたいと抱負を語った。

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「CDを通じてや、テレビ・ラジオを通して聴いていただくのもいいと思いますが、僕としてはぜひ『雪月花』は生のステージで歌いたいですし、皆様にも生でお聴きいただきたい。全国47都道府県で、生歌「雪月花」をお届けできる一年にしたいなと思っています」

また辰巳は今年1月9日に誕生日を迎え、年男となった。干支は寅年だが、名前は“辰”と“巳”。「自分でもごちゃごちゃになって、よくわからなくなるんですが(苦笑)、寅年は気に入っています」とコメント。「大阪出身なので、阪神タイガースが大好きです。タイガースも若手が活躍しているので、勇気を与えてもらっています。僕もそんな若手選手を見習って、歌手の世界には“優勝”はありませんが、日本一を目指したいですね。あと、せっかくの寅年で年男なので、大好きなタイガースの試合の時に、甲子園で始球式をさせていただくとか、(球団歌の)『六甲おろし』を歌わせていただきたいですね」と、阪神タイガースとの”ご縁”に期待していた。

辰巳ゆうと

新曲の衣裳は、洋装軍服をイメージした白の衣裳となっているが、昨年末のM1グランプリで優勝したお笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀が白のスーツを着ていることから、錦鯉の活躍にあやかりたいと話した。

「昨年のM1グランプリで錦鯉さんが優勝された時に、長谷川さんの衣裳が白で、僕とそっくりだなって(笑)。錦鯉さんは諦めずに、漫才の道を突き詰められた結果、M1チャンピオンになられました。たまたま今回、似たような衣裳になりましたが、自信になりました。錦鯉さんのように諦めない気持ちで、歌手の道を、階段を上っていこう思います」

令和の長編歌謡浪曲! 辰巳ゆうとの長編歌謡浪曲「沖田総司」

1月5日に発売された辰巳ゆうとのデビュー5周年記念曲「雪月花」には、ジャケット写真とカップリング違いで3タイプがある。その中のAタイプには、カップリング曲に「長編歌謡浪曲「沖田聡司」』が収録されている。沖田総司の生涯を描写した長編歌謡浪曲で、三波美夕紀氏が書き下ろした。10分を超える大作だ。

小学生の時から三波春夫さんの長編歌謡浪曲が大好きで、ファーストコンサートで歌わせていただいた「長編歌謡浪曲 元禄名槍譜 俵星玄蕃」も小学3年から歌っていました。そんな大好きな作品をファーストコンサートのステージで歌わせていただいた時は、うれしさでいっぱいでした。

以降、いろんな長編歌謡浪曲に挑戦させていただきました。今回、三波春夫さんの長女である三波美夕紀先生がオリジナルの長編歌謡浪曲をつくってくださいました。この話を初めて聞いた時はとても感激しました。

ただ、ずっと三波春夫さんの歌を聴いて練習してきたのが、今回は自分が基準となって歌っていかなければなりません。正解がない中で、長編歌謡浪曲「沖田総司」をつくり上げていくのはすごく難しい作業でした。三波春夫さんはこれを毎回されていたんだと思うと、あらためて三波春夫さんのすごさを感じました。

作品の主人公が沖田総司なのもうれしかったですね。幕末の歴史が大好きで、大阪にいる時は京都へ出かけ、新選組のゆかりの地や、偉人のゆかりの地を巡っていたので、今回、初めていただいた長編歌謡浪曲に登場する偉人が沖田総司だったのが、よりうれしくて。

令和の長編歌謡浪曲と言えば、“辰巳ゆうとの長編歌謡浪曲「沖田総司」だね”と言ってもらえるようにしたいですね。

長編歌謡浪曲「沖田総司」の制作ではいったんOKとなっても、やっぱりこっちのほうがいいんじゃないかとやり直したり。とにかく美夕紀先生と、何日もかけてつくらせていただいた一曲です。特別な思い入れがあります。宝物になりました。

 

辰巳ゆうと会見全発言
【辰巳ゆうと全発言】~デビュー5周年記念曲「雪月花」ヒット祈願会見~

 

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2022年1月5日発売
デビュー5周年の勝負曲
辰巳ゆうと「雪月花(せつげつか)」
Aタイプ
辰巳ゆうと

「雪月花」
作詞/原 文彦 作曲/岡 千秋 編曲/石倉重信
c/w「長編歌謡浪曲『沖田総司』」
作詞・作曲/三波美夕紀 編曲/隼トシヒデ
ビクターエンタテインメント VICL-37616 ¥1,350(税込)

Bタイプ
辰巳ゆうと

「雪月花」
作詞/原 文彦 作曲/岡 千秋 編曲/石倉重信
c/w「人生横丁」
作詞/いで はく 作曲/遠藤 実 編曲/松井タツオ
ビクターエンタテインメント VICL-37617 ¥1,350(税込)

Cタイプ
辰巳ゆうと

「雪月花」
作詞/原 文彦 作曲/岡 千秋 編曲/石倉重信
c/w「さよなら櫻」
作詞/水樹恵也 作曲/テミヤン. 編曲/友常正巳
ビクターエンタテインメント VICL-37618¥1,350(税込)

Aタイプのカップリング曲「長編歌謡浪曲『沖田総司』」は、沖田総司の生涯を詳細に描写した長編歌謡浪曲。国民的歌手・三波春夫の長女・三波美夕紀さんが作詞作曲したオリジナル作品。Bタイプのカップリング曲「人生横丁」は、昭和を代表する作曲家・遠藤実と、作詞家・いではくのコンビによる隠れた名曲のカバー。Cタイプのカップリング曲「さよなら櫻」は、これまでの辰巳の世界にはなかったちょっと大人なポップス作品。

※「雪月花」は音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスでも配信中!

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