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岩佐美咲が神田明神で新曲「アキラ」のヒット祈願。夢はアキラ祭の開催。「全国のアキラさんを日本武道館に集めて『アキラ』を大合唱したい(笑)」
AKB48初の演歌歌手としてソロデビューして10年目。岩佐美咲が新曲「アキラ」の発売を翌日に控えた東京・千代田区の江戸総鎮守・神田明神へ参拝しヒット祈願を行った。祈祷を終えた岩佐は「あらためて気合いが入りました」と語りつつ、新曲のタイトルに引っかけて、夢は「日本武道館に全国のアキラさんを集めてアキラ祭をすること」と笑顔をみせた。
岩佐にとって神田明神はAKB48に在籍中、二十歳の成人式イベントでメンバーたちと訪れた思い出の場所だった。
「朝早くというか、夜中に集まって、たくさんのメンバーでメイクや着付けをしたのを覚えています。ドタバタでしたが、すごくいい思い出でした。ファンの方も徹夜で見に来てくださって。その当時、私の成人式を見守っていてくださっていたファンの方がいまも応援してくださっていたりするので、ここに来るとその当時のことを思い出して、また初心に帰りますね」
そんな思い出の地でもある神田明神の拝殿で祈祷を受けた岩佐は「こういう神聖な場なので緊張しました」と明かしつつ、「とてもいいお天気の中、ヒット祈願をしていただきましたので、明日、発売日を迎えるにあたって、あらためて気合いが入りました。今回は10枚目のシングルなので、いつも以上に気合いが入っていますし、明日から頑張れそうな気がします」と意欲をみせた。
新曲「アキラ」は、秋元康プロデューサーによる通算10作目となるシングル。北海道・函館を舞台にした作品だ。アキラという男性に未練を残しながらも、芯の強さを見せる大人の女性が描かれている。岩佐にとって等身大の歌でもあり、主人公の女性に共感できる分もあり、気持ちも入れやすいという。
「この曲をいただいたとき、すごいタイトルだな、インパクトのあるタイトルだなと思いました。でも、秋元先生らしいと言いますか、秋元先生からいただく曲はタイトルから引きつけるというか、どんな曲かすぐに聴いてみたいと思わせるようなタイトルが多いので、この曲もさすがだなと思いました。今回は、北海道の函館が歌の舞台になっていまして、そこでアキラという男性と出会い、恋をするのですが、別れてしまいます。女性は一人、東京に引っ越すのですが、アキラのことが忘れられず、アキラと過ごした函館に年に何度か戻ってきてしまうというストーリーです。主人公の女性は私と同世代ぐらいなので、気持ちがわかります。でも、アキラは女ったらしなんですよ。歌詞の中に、『今はどんな女と暮らしているの?』って出てくるんです(笑)。悪い男に惹かれたくありませんが、主人公に共感できる部分もあります。恋愛って、人のことだと正しい判断ができるのに、自分のことになるとわからなくなりますよね」
アキラという名前の男性については、「最初は誰? どこから来たの?って(笑い)。でも、ファンの方の中にアキラさんがいて、すごく喜んでいました」と笑った。また小学校の同級生にもアキラという男の子がいたという。
「クラスの隣の席に座っていたのがアキラ君でした。すごく無口な人でして、私もあまり話しかけるタイプではなかったので、1年間、隣の席だったのにまったく仲良くならなかったですねえ。連絡先も、いま何をしているかもわからないですが、そのアキラ君に届くぐらいに、『アキラ』をヒットさせたいですね」
目標は「アキラ」を大ヒットさせることだ。
「大ヒットしたら、全国のアキラさんを呼んでイベントを開きたいですね。日本武道館に全国のアキラさんを呼んでアキラ祭をやって、みんなで『アキラ』を大合唱したい(笑)」
今年で10周年迎えた岩佐美咲。「新しいことにどんどんチャレンジしていきたい。演歌はもちろんですが、いただいたお仕事は何にでも挑戦していきたい」と力強く語っていた。
10月6日発売のデビュー10周年記念シングル「アキラ」は、初回盤、通常盤の2形態で発売され、初回限定盤には、「アキラ」のミュージックビデオが収録されたDVDがつく。CDのカップリング曲は、いきものがかりの「ありがとう」をカバー収録している。通常盤は、表題曲のほか、カップリングには森口博子の「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」をカバーし収録している。
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通算10枚目となる新曲「アキラ」をリリースする岩佐美咲が思い出の場所でもある神田明神でヒット祈願を行った。“アキラ”だけに「“神田明”神」とも読める!?
2021年10月6日発売
秋元康プロデュース
岩佐美咲「アキラ」
初回生産限定盤(CD+DVD)

「アキラ」
作詞/秋元康 作曲/小綱準 編曲/野中“まさ”雄一
c/w「ありがとう」
作詞・作曲/水野良樹
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-74991 ¥1,800(税込)
通常盤

「アキラ」
作詞/秋元康 作曲/小綱準 編曲/野中“まさ”雄一
c/w「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」
作詞/西脇唯 作曲/西脇唯、緒里原洋子
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-74992 ¥1,350(税込)
岩佐美咲の通算10枚目となる新曲は「アキラ」。前作「右手と左手のブルース」に続く、歌謡曲テイストのサウンドに乗せ、タイトルにもなっている“アキラ”という名の男性への未練を歌った、儚くも芯の強い大人の女性を描いた楽曲となる。2タイプ同時発売され、初回限定盤には「アキラ」のミュージックビデオがDVDに収録され、CDにはカップリングに「ありがとう」(いきものがかり)のカバーが収録される。通常盤には表題曲のほか、「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」(森口博子)のカバーが収録され、初回盤・通常盤それぞれ違ったジャケットデザインとなる。