岩佐美咲が10年の歩み。10周年記念コンサートで全シングル曲やギターの弾き語り、そして新曲「アキラ」を初披露!
岩佐美咲が8月13日、東京・中野区のなかのZERO(もみじ山文化センター)で「岩佐美咲 デビュー10周年記念コンサート~絆でつなぐ 未来へ~」を開催した。2019年1月26日以来、約2年半ぶりとなる単独コンサートでもあり、昼夜2公演には、AKB48時代からの熱狂的ファンが多数に詰めかけ、拍手とペンライトで声援を送った。
岩佐は2012年2月1日、AKB48初の演歌歌手として「無人駅」でソロデビューし、今年10年目を迎えた。また2016年にはAKB48を卒業し、今年は演歌歌手一本での活動を始めて5年目というメモリアルイヤーでもあった。
「このような大変な状況の中、足を運んでいただいた方に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、今日という日を無事迎えられたことにホッとしています。10周年は一つの節目の年ですので、今日は皆さんに少しでも成長した岩佐美咲を感じていただきたいですし、暗いニュースが多い中、今日この時間だけはすべてを忘れて、笑顔でお帰りいただけるよう一曲一曲心を込めて歌わせていただきます」
オレンジの着物を着た岩佐は、第6弾のシングル「鯖街道」から歌い始め、デビュー曲の「無人駅」から最新の第9弾シングル「右手と左手のブルース」まで、これまで発売したシングルの表題曲すべてを歌唱した。
またオリジナル以外では、昭和の名曲カバーからテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」、山口百恵の「イミテイション・ゴールド」、久保田早紀の「異邦人」で大人の魅力あふれる歌声を披露した。
さらにアコースティックギターの弾き語りも見せ、昼の部では「マリーゴールド」(オリジナル:あいみょん」、「翼をください」(同:赤い鳥)を、夜の部では「風になる」(同:つじあやの)、「猫」(同:DISH//)を聴かせた。
コンサート前日には、自身のブログで「聴いて欲しい曲ばかりです!!」と語っていたが、ほかにも昼夜で歌唱曲を変更して、ステージの色を変化させるなどした岩佐は、エンディング曲に松田聖子の「瑠璃色の地球」を熱唱した。
そして、最後に10周年を振り返る映像を紹介すると、アンコールでは紫の着物姿で登場し、10月6日発売予定の通算10枚目のニューシングル「アキラ」をひと足早く初披露。グランドフィナーレはデビュー曲「無人駅」で締めた。
1公演・全23曲。昼夜2公演で延べ46曲を歌った岩佐は、この10年を振り返って「17歳でデビューした日が昨日のようです」と話した。
「この10年、いろいろな思い出がありますが、その中でも特に『無人駅』でソロデビューした年にデビュー・イベントを千葉の国吉駅で行った光景はいまだに忘れられません。人生の中で一番刺激的で濃密な1年でした。ここ最近、歌う場が減ってきて、改めてエンターテイメントの重要さを再認識しました。歌には人を元気にする力があると感じたので、もっともっとたくさんの方に岩佐美咲の歌を聴いていただけるようになりたいですし、私の歌で元気になってもらえたらうれしい。夢や希望を与えられるような歌手になりたいです」
なお、岩佐美咲のデビュー10周年の集大成とも言える記念コンサートの模様は、8月29日から9月4日まで、Streaming+で配信される。コンサート本編に加え、コンサート中に流れたスカイダイビング初体験映像の長編版や、岩佐美咲メイキング映像も楽しむことができる。
外部リンク
配信情報の詳細は所属事務所公式HPでウォッチしてください。
長良プロダクション 岩佐美咲ページ
INFORMATION
2021年10月6日発売
総合プロデューサー秋元康の作詞書き下ろし
岩佐美咲「アキラ」
岩佐美咲の通算10枚目となる新曲は「アキラ」。前作「右手と左手のブルース」に続く、歌謡曲テイストのサウンドに乗せ、タイトルにもなっている“アキラ”という名の男性への未練を歌った、儚くも芯の強い大人の女性を描いた楽曲となる。2タイプ同時発売され、初回限定盤には「アキラ」のミュージックビデオがDVDに収録され、CDにはカップリングに「ありがとう」(いきものがかり)のカバーが収録される。通常盤には表題曲のほか、「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」(森口博子)のカバーが収録され、初回盤・通常盤それぞれ違ったジャケットデザインとなる。
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